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出版者情報
奇跡のプリマ・ドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて
発行:KADOKAWA
四六変型判
296ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2022年10月4日
- 書店発売日
- 2022年10月4日
- 登録日
- 2022年8月6日
- 最終更新日
- 2022年9月15日
書評掲載情報
2022-11-26 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 新保祐司(文芸批評家) |
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紹介
オペラ《蝶々夫人》の海外2000回公演。
渋沢栄一、滝廉太郎、プッチーニ……
綺羅星のごとき財界人・芸術家が周囲を彩ったその数奇な運命。
東京音楽学校、帝国劇場、ロイヤル・アルバート・ホール、ホワイトハウス……
明治~昭和期に「声」一つでプリマ・ドンナの階段を駆け上がった三浦環。
本人直筆の手紙を含む膨大な資料から、
その人間像とドラマを流麗な筆致でつづった、
著者初の伝記ノンフィクション。
「マダム・ミウラがうたっているのではない。
私が心の中で描く、幻のマダム・バタフライが
舞台に現れたと思いました(略)
あなたは世界にたった一人しかいない、
最も理想的な蝶々さんです」(プッチーニ)
「芸術家は社会の花です。(略)妻だからといって家庭にとじこめることは公徳を
無視した封建思想です、芸術に対する大きな冒涜です」(三浦政太郎)
日本の芸術史に新たな光を当てるノンフィクション!
目次
第一章 誕生 歌う喜び/第二章 東京音楽学校/第三章 《歌劇 オルフォイス》日本初のオペラ公演/第四章 スキャンダル/第五章 戦時下の海外デビュー/第六章 プリマ・ドンナという運命/第七章 訃報/第八章 私をお愛しください/終章 環の冬の旅
上記内容は本書刊行時のものです。