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出版者情報
この夏の星を見る
発行:KADOKAWA
四六判
488ページ
定価
1,900円+税
- 初版年月日
- 2023年6月30日
- 書店発売日
- 2023年6月30日
- 登録日
- 2023年4月29日
- 最終更新日
- 2024年11月16日
書評掲載情報
2025-02-23 | 読売新聞 朝刊 |
2024-07-20 | 朝日新聞 朝刊 |
2023-12-24 |
産經新聞
朝刊 評者: 細谷正充(文芸評論家) |
2023-07-30 |
産經新聞
朝刊 評者: 瀧井朝世(ライター) |
2023-07-29 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤田香織(書評家) |
2023-07-22 | 毎日新聞 朝刊 |
2023-07-15 | 毎日新聞 朝刊 |
2023-07-08 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 吉田伸子(書評家) |
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紹介
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
目次
プロローグ
第一章 “いつも“が消える
第二章 答えを知りたい
第三章 夏を迎え撃つ
第四章 星をつかまえる
第五章 近くて遠い
最終章 あなたに届け
エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。