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出版者情報
ゴーストリイ・フォークロア 17世紀~20世紀初頭の英国怪異譚
発行:KADOKAWA
四六判
328ページ
定価
2,800円+税
- 初版年月日
- 2020年1月7日
- 書店発売日
- 2020年1月7日
- 登録日
- 2019年11月17日
- 最終更新日
- 2024年4月23日
書評掲載情報
2020-02-29 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
有名な古典やバラッドから、とある聖職者の記録まで――。
奇妙な話を求めてやまない著者が、膨大な書物と記録の中から厳選した英国の幽霊譚。
こんなにも豊穣で愛おしい、恐怖と偏愛に満ちた英国怪談の世界へようこそ。
本書で紹介される作品の一部
■フィオナ・マクラウド「海の魔法」「水の子たち」……ケルト人の伝説や民話を素材とした、妖しさと凋落の気配に満ちた物悲しい作品。
■ジョージ・ボロー『ラヴェングロー』……木に触るだけでなく、狂気と強迫観念を抱えた人々のふるまいについて、主人公が饒舌に語る。
■ウェールズの聖職者エドマンド・ジョーンズの教区の記録……人の死を予言する屍蝋燭や音声妖怪、人魂や黒い犬の話など英国の怪談実話。
■ジョーゼフ・グランヴィル『打倒されしサドカイ派』……肉体から出てくるピン、呪いのために埋められた「魔女の壺」。魔女の見分け方を伝授。
英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、あらゆる書物や記録を読み漁り、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。
マルー氏の美麗な挿絵に彩られた、ここでしか読めない本邦初翻訳作品も収録!
上記内容は本書刊行時のものです。