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出版者情報
団地と移民 課題最先端「空間」の闘い
発行:KADOKAWA
四六判
256ページ
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2019年3月23日
- 書店発売日
- 2019年3月23日
- 登録日
- 2019年2月19日
- 最終更新日
- 2024年4月23日
書評掲載情報
2019-07-07 |
毎日新聞
朝刊 評者: 田中研之輔(法政大学教授) |
2019-05-11 | 日本経済新聞 朝刊 |
2019-05-04 |
朝日新聞
朝刊 評者: 寺尾沙穂(音楽家、エッセイスト) |
2019-04-21 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
そこは外国人、高齢者をネトウヨが襲う「空間」と化していた。
団地は、この国の“未来”である。
外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本だけでなくテロ後のパリ郊外も取材し、日本に突きつける!!
団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。
しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、
さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。
排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄……。
団地はこの国の課題最先端「空間」となっていた!!
厳しいこの現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを私たちは“日本の未来”に出来るのか?
この国の“これまで”と“これから”を浮き彫りにする、地べたからのルポルタージュ!!
目次
まえがき――団地は「世界」そのものだった
第一章 都会の限界集落――孤独死と闘う
第二章 コンクリートの箱――興亡をたどる
第三章 排外主義の最前線――ヘイトへ抵抗する
第四章 パリ、移民たちの郊外――レッテルを塗りつぶす
第五章 残留孤児の街――歴史の中に立つ
第六章 「日本人」の境界――差別と分断に屈しない
あとがき 団地は、移民のゲートウェイとなる
上記内容は本書刊行時のものです。