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団地と移民 課題最先端「空間」の闘い 安田 浩一(著/文) - KADOKAWA
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団地と移民 課題最先端「空間」の闘い (ダンチトイミン カダイサイセンタンクウカンノタタカイ)

文芸
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四六判
256ページ
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-04-101388-5   COPY
ISBN 13
9784041013885   COPY
ISBN 10h
4-04-101388-7   COPY
ISBN 10
4041013887   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月23日
書店発売日
登録日
2019年2月19日
最終更新日
2024年4月23日
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書評掲載情報

2019-07-07 毎日新聞  朝刊
評者: 田中研之輔(法政大学教授)
2019-05-11 日本経済新聞  朝刊
2019-05-04 朝日新聞  朝刊
評者: 寺尾沙穂(音楽家、エッセイスト)
2019-04-21 読売新聞  朝刊
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紹介

そこは外国人、高齢者をネトウヨが襲う「空間」と化していた。
団地は、この国の“未来”である。
外国人実習生や排外主義者の問題を追い続ける著者が、日本だけでなくテロ後のパリ郊外も取材し、日本に突きつける!!

団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。
しかし、いまは都会の限界集落と化している。高齢者と外国人労働者が居住者の大半を占め、
さらにそこへ“非居住者”のネトウヨはじめ排外主義者が群がる。
排外主義的なナショナリズムに世代間の軋轢、都市のスラム化、そして外国人居住者との共存共栄……。
団地はこの国の課題最先端「空間」となっていた!!
厳しいこの現実に負けずに、“一緒に生き続けること”を実践している各団地の取り組みを私たちは“日本の未来”に出来るのか? 
この国の“これまで”と“これから”を浮き彫りにする、地べたからのルポルタージュ!!

目次

まえがき――団地は「世界」そのものだった
第一章 都会の限界集落――孤独死と闘う
第二章 コンクリートの箱――興亡をたどる
第三章 排外主義の最前線――ヘイトへ抵抗する
第四章 パリ、移民たちの郊外――レッテルを塗りつぶす
第五章 残留孤児の街――歴史の中に立つ
第六章 「日本人」の境界――差別と分断に屈しない
あとがき 団地は、移民のゲートウェイとなる

著者プロフィール

安田 浩一  (ヤスダ コウイチ)  (著/文

1964 年生まれ。静岡県出身。「週刊宝石」などを経てフリーライターに。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で2012 年の講談社ノンフィクション賞を受賞。15 年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17)で第46 回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。著書に『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書)、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。