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縄文人は海を越えたか?
「文化圏と言葉」の境界を探訪する
発行:朝日新聞出版
四六判
重さ 290g
300ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2022年4月25日
- 書店発売日
- 2022年4月8日
- 登録日
- 2022年3月6日
- 最終更新日
- 2022年4月7日
書評掲載情報
2022-06-05 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
北は択捉島、礼文島、西は対馬島、南は八丈島、久米島まで丸木舟で往来し、時には外洋にも乗り出していった縄文人。新石器時代のロシア極東、朝鮮半島、中国大陸との往来があったものの、縄文文化の範囲は現在の日本の国境を越えることはなかった。100年にわたり、縄文文化は大陸伝来か、日本自生・固有かが問われてきた。だが、あらためて議論の中心となってきた考古資料をみると、必ずしも検討の前提が十分ではなかったことが浮かび上がってきた。日本列島とその周辺地域で出土した考古資料を丁寧に比較し、縄文文化の本質、独自性に迫る。カラー口絵のほか、語句解説と想定図、研究の基本を学ぶためのコラム(エピソード)も満載。考古学を学びはじめる人にもわかりやすく解き明かす。
上記内容は本書刊行時のものです。