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教養として読む現代文学
発行:朝日新聞
縦190mm
293ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年10月
- 登録日
- 2016年9月7日
- 最終更新日
- 2016年9月7日
紹介
文学は、私たちの「いま」を映す鏡である。太宰治『斜陽』から、三田誠広『僕って何』まで、「自己」と「性」というテーマを浮かびあがらせる10篇を通して、近代文学から現代文学への変容を捉える、新たな読みの試み。
目次
第1章 もう一つの、敗北を抱きしめて-太宰治『斜陽』
第2章 「作者」になるための物語-三島由紀夫『仮面の告白』
第3章 「恋」を知らない恋人たち-大岡昇平『武蔵野夫人』
第4章 「僕ら」とは誰か-大江健三郎『芽むしり仔撃ち』
第5章 裏返された家族-安岡章太郎『海辺の光景』
第6章 二つの身体-安部公房『砂の女』
第7章 主婦になり損なった男-小島信夫『抱擁家族』
第8章 「あなた」の向こう側-倉橋由美子『パルタイ』
第9章 地図のない女-古井由吉『杳子』
第10章 アイデンティティはもう古い?-三田誠広『僕って何』
上記内容は本書刊行時のものです。