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秘密解除 ロッキード事件
田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか
発行:岩波書店
縦148mm
横105mm
厚さ18mm
重さ 236g
436ページ
定価
1,500円+税
- 初版年月日
- 2024年5月15日
- 書店発売日
- 2024年5月17日
- 登録日
- 2024年4月10日
- 最終更新日
- 2024年5月11日
紹介
秘密指定解除が進む米国の公文書を解読し、戦後最大の疑獄事件であるロッキード事件に新たな光を当てる。「田中角栄逮捕は米国の虎の尾を踏んだから」説の真相、CIAと児玉誉士夫との関係、中曽根康弘と米政府との知られざる秘密などを探った傑作ノンフィクション。第21回司馬遼太郎賞受賞作、待望の文庫化。(解説=真山仁)
目次
まえがき
第一章 アメリカ政府はなぜ田中角栄を嫌ったのか?
――田中逮捕を「奇跡」と喜んだのはなぜか?
第二章 中曽根事務所から「米政府ハイレベルの圧力」
第三章 ニクソン大統領辞任から田中逮捕へと連鎖
――ウォーターゲート事件の風
第四章 中曽根幹事長から米政府首脳へのメッセージ
第五章 三木首相「自民離脱、信問う」示唆、米政府に密使
第六章 CIAから「日本の政党」への資金提供と児玉誉士夫
第七章 日本に米国製兵器を売り込むために
第八章 日本政府高官への黒いカネを暴いて急ブレーキ
――チャーチ小委員会の消滅
第九章 考察――本当に「田中角栄は虎の尾を踏んだ」のか?
あとがき
ロッキード事件の真相から今こそ学ぶべきこと
――岩波現代文庫版のためのあとがきに代えて
解説 公文書が歴史を“つくる”……………真山仁
注
上記内容は本書刊行時のものです。