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司馬遼太郎の「跫音」 関川 夏央(著) - 岩波書店
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司馬遼太郎の「跫音」 (シバリョウタロウノアシオト)

文庫
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発行:岩波書店
文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ12mm
重さ 150g
268ページ
定価 1,130円+税
ISBN
978-4-00-602365-2   COPY
ISBN 13
9784006023652   COPY
ISBN 10h
4-00-602365-0   COPY
ISBN 10
4006023650   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年2月14日
書店発売日
登録日
2025年1月10日
最終更新日
2025年2月8日
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紹介

「人間にとってその人生は作品である。この立場で私は小説を書いている」――そう記した司馬遼太郎の人生は、どのような作品だったのか。その読み解きと、戦後知識人たちと対話する姿勢から、歴史小説家としての、また文明批評家としての、歴史と人間の物語に対する透徹したまなざしが、いま浮き彫りになる。

目次

 序――「歴史青春小説家」から「憂国」の人へ

「思想嫌い」という思想

司馬遼󠄁太郎と「戦後知識人」群像
 一、仕事の主脈のひとつとしての対談・座談
 二、言葉の共同作業を尊ぶ心
 三、教養の厚い岩盤
 四、「陰鬱な不機嫌」とは生来無縁の人、自律の人
 五、視野広くあろうとする意志
 六、「ひとびとの跫音」に耳を澄ます
 七、「関西人」という生きかた
 八、「合理の人」のもうひとつの側面
 九、「絶対」という観念のない風土で書く
 十、「人間の営み」という物語を生きる

大阪的作家の「計量」と「俯瞰」の文学

西郷という巨大な謎

「坂の上」から見通した風景

あの、元気だった大阪

 あとがき

著者プロフィール

関川 夏央  (セキカワ ナツオ)  (

関川夏央
Natsuo Sekikawa
作家.1949年,新潟県生まれ.上智大学外国語学部中退.『海峡を越えたホームラン』(双葉社,1984年)で第7回講談社ノンフィクション賞,『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローと共作,双葉社,1987‒97年)で第2回手塚治虫文化賞,2001年には,その「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により第4回司馬遼太郎賞,『昭和が明るかった頃』(文藝春秋,2002年)で第19回講談社エッセイ賞を受賞.『司馬遼太郎の「かたち」』(文藝春秋,2000年),『「坂の上の雲」と日本人』(文藝春秋,2006年),「人間晩年図巻」シリーズ(全5巻,岩波書店,2016‒21年)など著作多数.

上記内容は本書刊行時のものです。