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つまらないものですが. エッセイ・コレクションⅢ
1996-2015
- 初版年月日
- 2024年9月13日
- 書店発売日
- 2024年9月18日
- 登録日
- 2024年8月7日
- 最終更新日
- 2024年10月11日
紹介
『Y』『ジャンプ』から『鳩の撃退法』まで、数々の傑作を著した壮年期の軽妙にして精巧な“その日暮らし随筆”たち。「作家の口福」「文芸的読書」など、文庫初収録となるエッセイ・書評も十四編収める。
目次
一九九六年
この街の小説
毎日が同じ朝に
一九九七年
裏
仕事用の椅子
ホームタウン
悪癖から始まる
初めての文庫
一九九八年
言葉をめぐるトラブル
真夜中の散歩
悔やみ
食生活の内訳
一九九九年
わが心の町
街の噂
[書評] 盛田隆二『湾岸ラプソディ』
[映画評] 『スウィート・ヒアアフター』
夏の夜の記憶
長く不利な戦い
[映画評] 『きのうの夜は……』
二〇〇〇年
郵便箱の中身
二〇〇一年
憧れのトランシーバー
金魚の運
[映画評] 『見知らぬ乗客』
子供の名前
わが師の恩――マスダ先生
草枕椀
大学時代
じわじわとはじまる
光に満ちあふれた日々
時のかたち
賭ける
[解説] 谷村志穂『なんて遠い海』
[書評] 関川夏央『本よみの虫干し』
つまらないものですが。二〇〇一―〇二年
二〇〇二年
植物の「気」
[映画評] 『トゥルー・ロマンス』
二〇〇三年
[解説] 名香智子『桃色浪漫』
転 居
親不孝
台所のシェリー酒
二〇〇四年
[解説] 現実――盛田隆二『夜の果てまで』
約 束
お国自慢
エアロスミス効果
二〇〇五年
僕の一日
目覚まし
二〇〇六年
夢へのいざない
二戦二敗
[解説] 私事――野呂邦暢『愛についてのデッサン――佐古啓介の旅』
忍 者
二〇〇八年
“結婚”と書いて“ゴミ袋まであさる”と読む。
二〇一二年
文芸的読書
二〇一五年
[書評] きのう読んだ文庫――吉田修一『横道世之介』
作家の口福
いんぎんといんげん
[解説] 本気――伊坂幸太郎『残り全部バケーション』
道のり
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。