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焼跡からのデモクラシー
巻次:上
草の根の占領期体験
発行:岩波書店
文庫判
縦148mm
横105mm
厚さ13mm
重さ 174g
316ページ
定価
1,520円+税
- 初版年月日
- 2024年11月15日
- 書店発売日
- 2024年11月19日
- 登録日
- 2024年10月10日
- 最終更新日
- 2024年12月2日
紹介
戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。アジア太平洋戦争を草の根から支えた日本の民衆が、過酷な戦争体験と伝統的な価値観をもとに、民主主義を自ら作りあげ、獲得したことを、彼らが残した日記や雑誌投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。『草の根のファシズム』の続編、待望の文庫化。
目次
はじめに
第1章 戦争から戦後へ
1 ある沖縄人の戦中・戦後――沖縄製糖社員の場合
2 ある徴用工の戦中・戦後――大阪陸軍造兵廠徴用工の場合
3 ある民間知識人の戦中・戦後――東京・馬込隣組役員の場合
第2章 平和の構想
1 平和主義の成立
2 原爆と平和
第3章 平和意識の獲得
1 ある砥石屋の体験
2 ある国鉄労働者の体験
3 中島飛行機女子職員の体験
第4章 戦争責任論と天皇制
1 民衆の戦争責任論
2 極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応
3 他のアジアに対する責任論
4 天皇の戦争責任をめぐって
第5章 自由と民主主義の再創造Ⅰ
1 民主主義の論議
2 三菱重工横浜造船所工員の体験
3 町工場の旋盤工の体験
4 辺土名市役所・国頭村役所職員の体験
註
上記内容は本書刊行時のものです。