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経済大国興亡史 1500-1990
巻次:下
- 初版年月日
- 2024年9月13日
- 書店発売日
- 2024年9月18日
- 登録日
- 2024年8月7日
- 最終更新日
- 2024年10月11日
紹介
繁栄を極めた経済大国がなぜ衰退の道を歩むのか──国家にも生命力あふれた成長の時代もあれば、老化し衰退する時代もある。この視点から国際経済学・比較経済史の碩学が、リーダーシップを持った国、持とうとして果たせなかった国々の変遷を五〇〇年に亘って分析。現代を考える際にも示唆に富む考察。(解説=岩本武和)
目次
第8章 イギリス――古典的なケース
古典的なケース
一七世紀
貿易
産業革命
一九世紀
金融
産業の衰退
それはいつか
それはなぜか
ジェントルマン対プレーヤー
教育
ふたたび金融
政策
第9章 ドイツ――遅れてきた国
イギリスを追い抜くこと
モザイク的なドイツ
貿易
殖産興業(産業政策)
関税同盟
一八四八年憲法
一八五〇年代
ライ麦と鉄の関税
イギリスへの態度
イギリスの追い抜き
戦間期
ドーズ・プランから一九三一年まで
戦争直後の時期
経済の奇跡
ヨーロッパのなかのドイツ
ドイツの老化
第10章 アメリカ
生産性
貯蓄
国際収支の赤字
金融
分極化
資本フロー
ドル
政策
衰退過程にあるアメリカ?
第11章 出番を待つ日本?
第一次世界大戦以前
一九二〇年代
一九四五年から朝鮮戦争(一九五〇年六月)まで
貿易と産業
対外直接投資
教育と「サラリーマン」
系列
「オーグ・ウェア」
日本人の貯蓄
バブル
ジャパン・アズ・ナンバー・ワン?
第12章 結論
国家のライフ・サイクル
貿易、工業、金融
衰退の諸原因
外部的な諸原因
内部的な諸原因
政策
世界経済の指導国の衰退は新しい指導国の台頭へと続くだろうか
次は?
注・訳注
訳者解説
〔岩波現代文庫版解説〕
リアリストとしてのキンドルバーガーの現代的意義 (岩本武和)
参考文献
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。