版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
森鷗外 学芸の散歩者 中島 国彦(著/文) - 岩波書店
..
詳細画像 0
【利用可】
ウェブの承諾表明により「利用可」にしています

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

受注センター:
貴店担当者:
注文電話番号:
注文FAX番号:
注文サイト:

森鷗外 学芸の散歩者 (モリオウガイガクゲイノサンポシャ)

新書
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ11mm
重さ 172g
254ページ
定価 880円+税
ISBN
978-4-00-431937-5   COPY
ISBN 13
9784004319375   COPY
ISBN 10h
4-00-431937-4   COPY
ISBN 10
4004319374   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0295  
0:一般 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年7月20日
書店発売日
登録日
2022年6月10日
最終更新日
2024年4月9日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2022-10-23 読売新聞  朝刊
評者: 金子拓(東京大学准教授・歴史学者)
2022-10-09 産經新聞  朝刊
2022-08-13 日本経済新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

恋愛、性欲、大逆、殉死──多彩な、時に問題視される小説を次々に発表。翻訳や論争や雑誌活動にも精魂傾け、軍医高官として論文執筆や公務もこなす。荷風や啄木や一葉など後進の作家にも目をかけ、子どもたちからは優しいパッパと慕われる。「時代より優れ過ぎた人」鷗外の歩んだ遥かな道程を、同時代の証言とともに辿る決定版評伝。

目次

 プロローグ――自伝と証言の間

Ⅰ 林太郎として生まれて──日本とドイツ
 1 故郷と両親――青野山に見守られて
 2 医学に導かれて――上京と医学校生活
 3 ドイツ留学――諸都市をめぐる

Ⅱ 鷗外への変貌──創作と軍務
 4 ドイツ三部作――エリーゼ事件と最初の結婚
 5 翻訳と論争――応答する自己
 6 「観潮楼」での新しい試み――『美奈和集』の成立
 7 小倉での日々と再婚――新たな出会いと別れ

Ⅲ 飛躍する鷗外──文壇への復帰
 8 東京への帰還と日露従軍――『うた日記』の世界
 9 新しい表現を求めて――『スバル』での活躍
 10 小説世界を広げる――『青年』の心理
 11 大逆事件に向き合う――「かのやうに」『雁』「灰燼」

Ⅳ 林太郎として死す──歴史と人間
 12 明治の終焉――「阿部一族」「安井夫人」の造型
 13 歴史小説の展開――「山椒大夫」「高瀬舟」の試み
 14 史伝の世界――「澀江抽斎」「北条霞亭」の境地
 15 晩年の仕事――遺言に至る道

 エピローグ――移ろい、よみがえる鷗外

 鷗外略年譜
 あとがき
 鷗外作品名索引

著者プロフィール

中島 国彦  (ナカジマ クニヒコ)  (著/文

中島国彦(なかじま くにひこ)
1946年東京生まれ.早稲田大学大学院修了.博士(文学).現在早稲田大学名誉教授,日本近代文学館理事長.『白秋全集』『荷風全集』『定本 漱石全集』(岩波書店)などの編纂に携わるとともに,日本近代文学館の活動に尽力し,近代作家の新発見資料の調査跡づけも行う.著書に『近代文学にみる感受性』(筑摩書房,1994年,やまなし文学賞),『漱石の地図帳──歩く・見る・読む』(大修館書店,2018年),『漱石の愛した絵はがき』(共編,岩波書店,2016年)など.

上記内容は本書刊行時のものです。