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森鷗外 学芸の散歩者
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ11mm
重さ 172g
254ページ
定価
880円+税
- 初版年月日
- 2022年7月20日
- 書店発売日
- 2022年7月22日
- 登録日
- 2022年6月10日
- 最終更新日
- 2024年4月9日
書評掲載情報
2022-10-23 |
読売新聞
朝刊 評者: 金子拓(東京大学准教授・歴史学者) |
2022-10-09 | 産經新聞 朝刊 |
2022-08-13 | 日本経済新聞 朝刊 |
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紹介
恋愛、性欲、大逆、殉死──多彩な、時に問題視される小説を次々に発表。翻訳や論争や雑誌活動にも精魂傾け、軍医高官として論文執筆や公務もこなす。荷風や啄木や一葉など後進の作家にも目をかけ、子どもたちからは優しいパッパと慕われる。「時代より優れ過ぎた人」鷗外の歩んだ遥かな道程を、同時代の証言とともに辿る決定版評伝。
目次
プロローグ――自伝と証言の間
Ⅰ 林太郎として生まれて──日本とドイツ
1 故郷と両親――青野山に見守られて
2 医学に導かれて――上京と医学校生活
3 ドイツ留学――諸都市をめぐる
Ⅱ 鷗外への変貌──創作と軍務
4 ドイツ三部作――エリーゼ事件と最初の結婚
5 翻訳と論争――応答する自己
6 「観潮楼」での新しい試み――『美奈和集』の成立
7 小倉での日々と再婚――新たな出会いと別れ
Ⅲ 飛躍する鷗外──文壇への復帰
8 東京への帰還と日露従軍――『うた日記』の世界
9 新しい表現を求めて――『スバル』での活躍
10 小説世界を広げる――『青年』の心理
11 大逆事件に向き合う――「かのやうに」『雁』「灰燼」
Ⅳ 林太郎として死す──歴史と人間
12 明治の終焉――「阿部一族」「安井夫人」の造型
13 歴史小説の展開――「山椒大夫」「高瀬舟」の試み
14 史伝の世界――「澀江抽斎」「北条霞亭」の境地
15 晩年の仕事――遺言に至る道
エピローグ――移ろい、よみがえる鷗外
鷗外略年譜
あとがき
鷗外作品名索引
上記内容は本書刊行時のものです。