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土地は誰のものか
人口減少時代の所有と利用
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ12mm
重さ 180g
270ページ
定価
900円+税
- 初版年月日
- 2022年2月18日
- 書店発売日
- 2022年2月21日
- 登録日
- 2022年1月10日
- 最終更新日
- 2024年4月11日
書評掲載情報
2022-04-02 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
「太平洋戦争の敗北より深刻」と司馬遼太郎が嘆いた地価高騰・バブルから一転、空き家・空き地の増大へ。生存と生活の基盤である土地はどうなるのか。近年続々と制改定された、土地基本法と相続など関連する個別法を解説するとともに、外国の土地政策も参照し、都市計画との関係や「現代総有」の考え方から解決策を探る。
目次
はじめに――――司馬遼太郎の嘆き
第1章 土地基本法と土地政策
一 土地商品化とバブル
二 旧土地基本法――――バブルへの対応
三 新土地基本法――――不明土地・空き地・空き家への対応
四 二つの基本法の考察――――近代的土地所有権の限界
五 土地関連法の整備――――空き家法から登記法まで
六 土地関連法は機能するか
第2章 日本史の中の土地所有権
一 土地所有権の変革と「時代の転換」
二 土地所有権の歴史――――古代から江戸時代まで
三 明治維新と土地所有権の近代化
四 昭和憲法と戦後の土地所有権
第3章 外国の土地所有権――――都市計画の観点から
一 都市計画とは
二 外国の都市計画との比較
三 日本の参考になる外国の都市計画
四 相続に関する各国比較
五 アメリカと日本のランドバンク
第4章 田園都市論――――二一世紀半ばの日本の姿を求めて
一 都市再生とコンパクトシティ
二 東日本大震災復興と新都市の建設
三 国土交通省「国土の長期展望」
四 ハワードと大平の田園都市
五 デジタル田園都市
六 田園都市と「縁」
第5章 現代総有――――土地所有権と利用の新しい形
一 「商品」から「幸福」へ
二 資本主義の危機と現代総有の登場
三 各地で見られる現代総有の展開
四 体制の変革へ――――現代総有の主体
あとがき
注
上記内容は本書刊行時のものです。