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啓蒙の海賊たち あるいは実在したリバタリアの物語
発行:岩波書店
四六判
縦188mm
横129mm
厚さ21mm
重さ 334g
230ページ
定価
2,400 円+税
2,640 円(税込)
- 初版年月日
- 2025年4月23日
- 書店発売日
- 2025年4月25日
- 登録日
- 2025年3月10日
- 最終更新日
- 2025年4月22日
書評掲載情報
2025-06-14 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: いとうせいこう(作家) |
2025-05-31 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 松村圭一郎(文化人類学者) |
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紹介
西洋なんて存在しなかった?──近代知の起源とされる「啓蒙思想」は、ヨーロッパ貴族のサロンではなく、じつはマダガスカルの海賊と女性たちの社会実験によって創造されたのではないか。海賊王国の知湧き心躍る「本当の」歴史をたどり直し、自由、国家、民主主義をめぐる無数の常識をくつがえす。グレーバー生前最後の著作。
目次
序 文 (とびきり)ラディカルな啓蒙主義
第一部 マダガスカル北東部の海賊と偽王
海賊がマダガスカルにやってきた
掠奪品の問題
サントマリーの実体経済
実在のリバタリアⅠ──アンブナヴラ
さらなる偽王、ジョン・プランタン
年代にかんするいくつかの問題
第二部 マダガスカル人の目に映った海賊の来訪
アブラハムの子孫たちに抗する性革命?
政治のコマとしての女性
女商人と魔法のお守り
家内の諸事象
軍事的権力と性的権力の対立について
第三部 海賊の啓蒙
発端の状況
最初の挑戦
大カバリ
誓約儀礼
王になったラツィミラフ
英雄たちの戦い
宮廷と王国、そしてザナマラタの台頭
結 論 実在のリバタリアⅡ──ベツィミサラカ連合
地 図
海賊と啓蒙の時系列
訳者あとがき
文献注
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。