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人生のレシピ
哲学の扉の向こう
発行:岩波書店
四六判
縦188mm
横129mm
厚さ18mm
重さ 300g
206ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2020年10月20日
- 書店発売日
- 2020年10月22日
- 登録日
- 2020年9月10日
- 最終更新日
- 2024年4月12日
紹介
少年はある日、東京大学の卒業式の模様を新聞で読んだ。いわく太った豚よりも痩せたソクラテスであれ。え、ソクラテスって太ってなかった? 長じて哲学の専門家となってもこの問いに答えるのは難しいというが……。あれこれと調べて、繋いだり重ねたりしながら考えていくのが哲学者の流儀。知的ユーモア溢れる人生の処方箋がぼんやりと見えてくる。
目次
■人生のレシピ
ソクラテスは太っていたか?/ピタゴラスは豆嫌いのベジタリアン?/昔「隠棲」今「引きこもり」/人間は考える足?/星になった神々/海は「葡萄酒色」/女の領域・男の領域/笑う哲学者と泣く哲学者/プラトン流飲酒教育/古代ギリシャの夢占い/風の教え/一日のなかにも人生の春秋がある/メタボとメタボリック/聴く力/川の流れ、命のリレー/エコロジーとエコノミー/オリンピックと休戦協定/医の神々への誓い/葡萄と山羊と悲劇/かたちと色/市民と合唱/知識と贈与/対話の作法/哲学の役割
■古代を読み解く
未来の発見者たち
エウリピデス/ヘロドトス/オウィディウス/プラトン/プルタルコス/アリストテレス/エピクテートス/ルクレティウス/ソクラテス
ドラーマとパトス――悲劇と哲学との関わりをめぐって
私の「欄外書き込み(マルギナリア)」から――ホッブズの『メデア』
言葉と表象
■思考のためのレシピ
「思考」を翻訳することは可能か?――訳語としての「幸福」をめぐって
「探究する学」としての「哲学」の歴史
「日本哲学史」の可能性
きれいなものはどうしてきれいなの?――「天の邪鬼」の勧め
なぜ生きてるんだろう?――ふたつの「なぜ」 答えの前に
解説/三嶋輝夫
初出一覧
上記内容は本書刊行時のものです。