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霊性の日本思想 末木 文美士(著) - 岩波書店
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霊性の日本思想 (レイセイノニホンシソウ) 境界を越えて結びあう (キョウカイヲコエテムスビアウ)

哲学・宗教
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発行:岩波書店
四六判
縦188mm 横129mm 厚さ23mm
重さ 396g
308ページ
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-00-025678-0   COPY
ISBN 13
9784000256780   COPY
ISBN 10h
4-00-025678-5   COPY
ISBN 10
4000256785   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年2月13日
書店発売日
登録日
2025年1月10日
最終更新日
2025年2月8日
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書評掲載情報

2025-04-12 朝日新聞  朝刊
評者: 横尾忠則(現代美術家)
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紹介

日本の思想において、「霊性」はいかに捉えられてきたのか。王権と神仏の拮抗、近代における国家と宗教の一元化と批判、戦後の憲法制定と社会変容など、霊性を軸に新たな思想史の可能性が提示される。その豊かな思想的蓄積から、生者と死者の共存、精神的領域での結合を追求する社会のあり方など、未来への思考をひらく。

目次

 序 章 日本の思想をどう捉えるか

Ⅰ 王権と神仏――日本思想史を再考する
 第一章 日本王権論序説――世俗的存在か宗教的存在か
 第二章 王権と儀礼――前近代思想の中の天皇
 第三章 中世仏教の再定義――身体/勧進/神仏
 第四章 「近世」という難問――「中世」でもなく「近代」でもなく
 第五章 復古か革命か――「維新」という転換

Ⅱ 霊性から近代を捉え直す
 第六章 近代化とは何だったのか――隠された霊性
 第七章 さまよえる霊魂――近代の中の来世と霊魂
 第八章 世俗/カルト/霊性――近代国家と宗教
 第九章 夢みる憲法――前文から読む戦後憲法
 第一〇章 きずなとしての霊性――境界を越えて結びあう

 結 章 王権と文化――古典文化の形成と再生

 初出一覧
 あとがき

著者プロフィール

末木 文美士  (スエキ フミヒコ)  (

末木文美士(すえき・ふみひこ)
1949年生まれ.
東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学.博士(文学).
専攻─仏教学,日本思想史.
現在─東京大学名誉教授,国際日本文化研究センター名誉教授.
著書に,『日本宗教史』(岩波新書,2006年),『日本思想史の射程』(敬文舎,2017年),『仏教からよむ古典文学』(角川選書,2018年),『日本思想史』(岩波新書,2020年),『死者と霊性の哲学――ポスト近代を生き抜く仏教と神智学の智慧』(朝日新書,2022年),『禅の中世――仏教史の再構築』(臨川書店,2022年),『絶望でなく希望を――明日を生きるための哲学』(ぷねうま舎,2023年),『近世思想と仏教』(法藏館,2023年),『草木成仏の思想――安然と日本人の自然観』(サンガ新社,2024年)ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。