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ディエゴ・リベラの生涯と壁画
発行:岩波書店
縦22mm
830, 38ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2011年3月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2011-12-18 |
毎日新聞
評者: 富山太佳夫(青山学院大学教授・英文学) |
2011-10-09 |
毎日新聞
評者: 富山太佳夫(青山学院大学教授・英文学) |
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紹介
メキシコ壁画運動を推進し、脱‐西欧美術の先駆的存在として活躍した20世紀メキシコの巨匠ディエゴ・リベラへの再評価がいま世界的に進んでいる。本書は、移動不可能な壁画作品を多数実地に調査し、断片的にしか紹介されてこなかった数々のリベラ作品を紹介(図版500点以上掲載)。美術界の動向をはじめ、時代的・社会的背景をしっかり押さえた上でリベラの全貌を描き出す。「ピカソ剽窃疑惑」「ロックフェラー・センター壁画破壊事件」など20世紀美術史上のスキャンダラスな事件や、トロツキーとの関わり、フリーダ・カーロをはじめとする数々の女性遍歴と生涯5度の結婚等、興味尽きせぬエピソードを満載。欧州、米国、メキシコを股にかけて活躍し、戦後日本美術界にも大きな影響を及ぼした作家の波乱に富む軌跡を浮彫りにする。メキシコ社会の階級性と人種問題、ナショナリズムとマルクス主義の相克、社会主義の実現といった観点から作家の思想に肉薄。美術批評の枠を超えたダイナミックな20世紀芸術論。
目次
第1部 誕生からヨーロッパ留学まで-一八八六年~一九〇七年
第2部 ヨーロッパ時代-一九〇七年~一九二一年
第3部 メキシコ壁画運動の誕生-一九二一年~一九三〇年
第4部 グリンゴランディア(米国)での挑戦-一九三〇年~一九三四年
第5部 波乱に富むメキシコでの生活-一九三五年~一九四一年
第6部 晩年のメキシコ生活-一九四一年~一九五七年
上記内容は本書刊行時のものです。