“すぐに役立ち、一生使える” ベターホームのお料理教室と料理の本です。
こんにちは。ベターホーム協会の小幡と申します。
初めての版元日誌なので、ベターホームの紹介をさせていただきます。
ベターホーム協会は、1963年に誕生しました。60年代の日本といえば、家電製品やスーパー、加工食品が次々登場して、大量生産、大量消費が広がっていった時代。そんな中、かしこい消費者になろうと、主婦たちの勉強組織として発足しました。それから50年、全国18ヶ所で「ベターホームのお料理教室」を開催し、料理や暮らしに役立つ本を発行して、「健康で心豊かな暮らし」をサポートしています。
そんなわけで、私がいるオフィスも、ベターホームの渋谷教室。毎日料理教室が開かれ、新刊のための試作や試食もひんぱんに行われています。
今や料理の本は、たくさんの版元から出版され、書店に行ってもどれを買っていいのか迷ってしまうくらいですよね。また、レシピはネットでかんたんに調べることもできます。その中で、ベターホームの本をどうしたらもっと手に取っていただけるのか、悩みは尽きません。私たちの強みは、単なる作り方だけではなく、50年の料理教室経験から得た、「どうしてそうするのか」「初心者が失敗するのはどんなところか」など、だれが作っても失敗なく必ずおいしくできるための知恵をたくさん持っているところです。それを活かした本作りと、それをどうやって伝えていくかのくふうを、これからも努めていきます。
9月の新刊は『つるかめ食堂-60歳からの健康維持レシピ』。
これはシニア世代のための料理の本です。今は「ヘルシー」「メタボ対策」「●●抜きダイエット」などがもてはやされがちですが、60歳以降はそれではダメ。ずっと元気で長生きするために、「作りやすく食べやすい」食事のレシピと知恵が満載です。「自分はまだ関係ない」という方も、ご両親へのプレゼントにいかがでしょうか。
それから、ベターホームのお料理教室は、今、11月開講クラスの募集がスタートしています。
料理がまったく初めての方向けの、「お料理はじめての会」「和食基本技術の会」や、手作りを楽しむ「パンの会」「お菓子の会」、魚、野菜、肉など素材別の会など、全部で15コース。月1回で、土日のクラスもありますので、忙しい皆さんでも通っていただけるはず。ご興味のあるかた、ぜひよろしくお願いします!