1. 他の出版社に発売委託。
2. 書店・生協と直接取引き。
3. 取次・明文図書と契約。
　　　　　　 日販、トーハンを除く取次に搬入可能に。
4. 取次・西村書店と契約。やっと日販、トーハンに搬入可能に。

創業たった4年にしての小社の販売形態の変遷です。
なんとめまぐるしい?!
「試行錯誤の末、現在に至る」と言いたいところですが、現実は、どこかの首相よろしくブレまくりの右往左往の連続でした。

じつは、第１段階前にも取次さんに行ってご相談をしたのですが、まともに取り合ってもらえず断念。
発売委託専門会社しかないかと考えていたのですが、後戻り。
止む無く他の出版社に発売委託をお願いすべく奔走するも断わられ続けましたが、やっと一社から了解を得ることができました。しかし、思うようには運びませんでした。
そこで、直接取引きの道を模索。
この道の先駆者トランスビュー・工藤さんから教えを乞い、始めては見たものの、数学書の売れ行きでは限定的なルートを確保するのが精一杯でした。
(好意的に受け入れてくださった書店・生協さんには感謝、感謝ですが)
この後も各段階でいろんなことがあり・・・・・・
とまあ、あっちに行っては転び、こっちに来ては滑り、向こうに行っては頭をぶつけと、語るは涙、聞くは(苦)笑の繰り返し・・・

アッ、話がそれました。
この文章は、泣き言を書くためではなく、読者、書店の皆様にお願い・ご案内をすることが目的。そのために、大事なスペースをいただいたのでした。

●書店のみなさま
いままでご不便をおかけしておりましたが、トーハン、日販を始め主要主取次から貴店に搬入できるようになりました。
トーハン、日販の「取引出版社名簿」に載っていない、WEB検索にもかからない、状況ですが、搬入できるようになりましたので、ぜひご注文をお待ちしております。
長期においていただけるならば、委託的扱いにてお納めさせていただきますので、併せまして、ご利用をお願い致します。

●読者のみなさま
お近くの書店で注文をすると 「取り扱いのない出版社なので、注文できない」と言われたかたが結構いらっしゃるかもしれません。
上記のように解消いたしましたので、お店のかたにその旨を言っていただけるとお届けできます。ご注文お待ちしております。

出版社の販売経路としては、やっとスタートラインに立てたと言うところでしょうが、営業のことなどまだまだ問題山積です。
また、会社としてはもう一つの大きな柱である、倉庫・総務業務の問題をどうするかが、大きな課題です。
また、明日からもこうしたドタバタを繰り返しながら前に進んでいくのでしょうか。

ここまで読まれた方は、なんか情けない、信頼のおけない出版社に見えるかもしれません、ね。
小社は、社名の通り、数学書を中心にする専門書出版社です。
現在出版しています18点はどれも自信を持ってお届けしているものばかりですので、ぜひ、一度手にとっていただけると幸いです。

今後ともご贔屓に!

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