夏は東京国際ブックフェアーで過ごそう!
ことしはちょっと違う、版元ドットコムの「夏祭り@東京国際ブックフェア」!
といっても、去年が初参加で今年は2回目ですから、違うのも当然なんですが、何が違うって広さが格段に違うのです。去年の倍以上のスペースを確保。しかも、背の高い本棚ではなく目線より低い棚が並び、開放的な空間になる予定です。その開放的な空間の上を見上げれば……。
今回は50社を越える版元に参加していただきました。参加版元を募集している最中に突如100年に1度と称される希有な不況におちいるなど、逆風も吹きましたがなんのその。無事に目標を達成することができました。
今回は、版元ドットコム会員集会も同時期に同会場内で開催されます。多くの会員・会友のみなさんとお目にかかるのを楽しみにしています。さらに、会員集会に引き続きの名刺交換会と称する飲み会。いや、ほんとに名刺交換会も行われるのですが、こちらも多くの関係者でにぎわいそうです。なにしろ、数多くの出版関係者が来場し、版元ドットコム関係者の顔の広さを考えれば、この集いも希有な人々の集まりとなるに違いありません。ぜひこのチャンスに、ひとりでも多くの知り合いを増やしていただければと思います。
今回の版元ドットコムブースには広大な(大げさ)イベントスペースを準備しました。ここでは、4日間、入れ替わり立ち替わりさまざまなイベントが実施されます。イベント予定表はサイトで確認していただくとして、注目なのは、7月10日金曜日16時40分からの「国会図書館のデジタルアーカイブ構想とGoogle問題」。なんと国会図書館館長の長尾真さんが来られて、お話しをされます。
その前日には、同時間帯に、業界紙「新文化」編集長・石橋毅史さんによる「書店員よ、どこへいく〜業界再編の嵐のなかで〜」も開催。名刺交換会へ参加のついでに、いや、このセミナー参加のついでに名刺交換会(出版関係者のみ参加可)へお越しください。
その名刺交換会。書店員さんは無料でご参加いただけます。出版に携わるいろんな人々でコミュニケーションを、というのがメインですので、書店の方も「無理矢理注文とらされるんじゃないか」といったご心配なくご参加ください。普段出版社の営業マンしか見たことないという方。出版社の編集者や編集長、社長、何から何まで全部やってしまう零細版元などなど、さまざまな人がいますので、どんな人たちが本を作っているのかを見るのも一興です。
もう1つビッグニュースです。なんと、6月29日から2週間にわたって、この版元ドットコムブースの広告が、ゆりかもめの車内に掲示されています。ドアの上の部分に設置されていますので、ゆりかもめに乗った時は、ぜひ版元ドットコムの広告を見てください。
出版界にとっても100年に1度のような話題が次々と出てきていますが、この4日間だけは出展版元も、来場されるみなさまも楽しんで過ごしてください。版元ドットコムブースが、そのお手伝いをできればと版元ドットコムのTIBF実行委員もがんばってきました。みなさまのお越しをお待ちしてます。
イベント日程等の詳細は 東京国際ブックフェア(TIBF)2009特設コーナー をご覧ください。