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「超大作」CIA

 柏艪舎営業部の熊木と申します。はじめて記事を投稿させていただきました。私がこの柏艪舎に職を得て早や三年。以前他企業の渉外マンだったその経歴を買われ、以来札幌における販売責任者のポストについています。とはいえ、それまでまるで畑違いの職場に勤めていたわけですし、販売が星雲社通しという特殊事情もあり、販売・流通の仕事はわからないことばかり。肩書きだけは立派になりましたが、まだまだ慣れない業務に勉強また勉強の日々を送っている最中です。

978_4_434_12536_2.jpg978_4_434_12537_9.jpgさて、そんな私の目下の課題が、1月下旬に発刊した、上下巻で1000ページを越える超大作『CIA ザ・カンパニー()』の販売促進。事前注文では予想を大きく上回る受注を頂き、その後も順調に出荷を続けています。しかしもちろん、営業マンとしてこれで終わるわけにはいきません。先日版元ドットコムさんのメーリングリストでも少し話題になっていたKINOビジョンをはじめ、あらゆる手を使って、まさに弊社のスローガン『北海道から文化を発信する』に恥じないよう実売を伸ばしていこうと社員一同燃えているところです。

それにしても難しいのが定価決め。確かに営利企業である以上、採算性を重視しなければならないのはもちろんですが、類書より頭一つ高かっただけに売るチャンスを逃した、または逆に、せっかく実売を伸ばしたのに薄利多売がために結局採算が取れなかった、などという話を聞くと実に頭の痛いところです。先ほどの『CIA』で言えば、上下巻各2,095円(本体)という値決めになりましたが、これとても正しかったかどうかは今後の入金次第でしょう。絶対に正しい定価などというものはないのでしょうが、機会があればみなさんにもそのノウハウをご教授いただきたいところです。

と、とりとめもなく書き散らしてしまいましたが、『北海道から文化を発信する出版社』柏艪舎を今後ともよろしくお願いいたします!

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