『女の子の謎を解く』刊行記念 三宅香帆・河野真太郎対談「ヒロインと現代社会」
2022/01/05
『女の子の謎を解く』刊行記念 三宅香帆・河野真太郎対談「ヒロインと現代社会」
三宅香帆さんが『女の子の謎を解く』でさまざまなコンテンツのヒロイン像とその社会的な立ち位置・扱われ方について論じておられます。
その著書の中では、同じく、コンテンツのヒロイン像に迫る書籍・河野真太郎さんの『戦う姫、働く少女』も引用されており、両著者のあいだで共通の考察と、異なる点、また扱うコンテンツの重なりと違いなどもあり、両方を読むことで読者へは複層的に楽しむことができる本同士となっています。
お二人に改めて「ヒロインと現代社会」について、それぞれの考察、また著書に入りきらなかった/刊行後に改めて考えた作品についてなど、語って頂きます。
※『女の子の謎を解く』『戦う姫、働く少女』をお読み頂かなくとも楽しめる対談です
※作品のネタバレはないように注意しますが、つながる話はあるかと思いますので、その点はご承知おきくださいませ。
『女の子の謎を解く』刊行記念
三宅香帆・河野真太郎対談 「ヒロインと現代社会」
日時 2022年1月5日(水)19時〜
会場 マルジナリア書店(オンライン配信+ご来場)
ゲスト:三宅香帆(作家・書評家)・河野真太郎(英文学研究者)
プロフィール
三宅香帆 (ミヤケカホ)
1994年生まれ。高知県出身。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了。大学院時代の専門は萬葉集。大学院在学中に書籍執筆を開始。現在は東京で会社員の傍ら、作家・書評家として活動中。
著書に『人生を狂わす名著50』(ライツ社)、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(サンクチュアリ出版)、『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』(幻冬舎)、『妄想とツッコミでよむ万葉集』(大和書房)、『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』(笠間書院)。ウェブメディアなどへの出演・連載多数。
河野真太郎(コウノシンタロウ)
専修大学法学部教授。専門はイギリス文学・文化ならびに新自由主義の文化と社会。著書に『戦う姫、働く少女』(堀之内出版、2017年)、共編著に『終わらないフェミニズム─「働く」女たちの言葉と欲望』(研究社、2016年)、翻訳にトニー・ジャット/ティモシー・スナイダー『20世紀を考える』(みすず書房、2015年)など。
会場 | マルジナリア書店(オンライン配信+ご来場) |
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開場/開演 | 開場/開演 18:45/19:00 |
料金 | 1200円(書籍同時購入の場合半額) |
出演者 | 三宅香帆(作家・書評家)・河野真太郎(英文学研究者) |
お問い合わせ | マルジナリア書店 https://yorunoyohaku.com/?category_id=5be6eb8c50bbc372e300016d |
その他情報 | 『女の子の謎を解く』(笠間書院 ) http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784305709509 |