明日オリンピックに出場するなら、あなたはどう眠りますか?
自分だったら眠れないかなぁ。きっとドキドキして寝付けず、寝ても途中で起きて、寝なきゃ寝なきゃと思いながらなかなか寝られず、朝、明らかな睡眠不足で重だるく起きてしまう気がします。いや、出場しないんですけどね。
虹有社(こうゆうしゃ)の中島と申します。
突然ですが、みなさんはよく寝てますか。
私は50を超えた年齢のせいなのか、酒飲みのせいなのか、夜中に目が覚めて眠れなくなってしまう中途覚醒に悩んでいました(過去形)。
たとえば、夜中の3時過ぎになぜか目が覚めてしまうと、暗闇の中、超零細出版社の経営者としての不安がどっと押し寄せて来たり、昨日の打合せのあの発言は余計だったかなと心配になったり…、考えなくていいことが頭に浮かんでしまうのです。
でも、最近、朝まで寝られることが増えてきました。
それは新刊書籍『スリトレ すぐに試せるぐっすり睡眠法』の編集にたずさわったからです。
今、「本の宣伝か」と思った人にも読んでほしい、ぐっすり眠るための簡単なトレーニングや改善点がまとまった本です。
「枕難民」という言葉を知っていますか。
枕があわないから眠れないと考え、自分に合う枕を求め続ける人のことです。
でも、実は眠れないのは、枕が原因ではないという場合も。たとえば受験勉強。成績が上がらない科目があれば、なぜ上がらないのか、どうすれば上がるのかという原因究明と対策を行いますよね。あるいは売れない書籍。どうして売れないのか、どうすれば売れるのかという原因究明と対策をとっても、売れないものは売れないという現状とどう向き合っていくのか! あっ、すみません。話がそれました。
本書では、スリープトレーナーが考案したチェックリストを通して、自分が眠れない原因を把握し、その対策として簡単なスリトレ(=スリープトレーニング)を行えるようになっています。
著書はヒラノマリさん。【スポーツ×睡眠】をテーマに活躍するスリープトレーナーで、メジャーリーガーやオリンピックメダリスト、日本のプロ野球、大相撲など、さまざまなアスリートの睡眠をサポートしています。
ところで最初の問い「明日オリンピックに出場するなら、あなたはどう眠りますか?」の答えのひとつとして、著書は「極限状態のなかで日々生活しているアスリートに対しては、本番前の1日くらいは睡眠をとれなくても支障が出ないよう、日々の睡眠の質を高めるサポートをしている」と某対談の中で話していました。
もしぐっすり眠りたい、日々の睡眠を改善したいと思う人がいれば、ぜひ一度手に取ってみてください。
よい睡眠をとることで、心も体も充実し、厳しい出版不況に立ち向かえる! はずです。
弊社以外の睡眠関連本で、興味深かった類書もご紹介します。
『熟睡者』(サンマーク出版)
『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)
『睡眠こそ最強の解決策である』(SBクリエイティブ)
『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)