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おとうさんとぼくのてつどうしゃしんえほん
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年6月15日
- 登録日
- 2024年5月29日
- 最終更新日
- 2024年5月29日
紹介
『てつどうしゃしんえほん』は、大人も子ども も、鉄道写真を楽しめる絵本です。
鉄道好きな建築士の写真家が、おとなになって撮りためた「でんしゃ大好き!」な気持ちでいっぱいの、すてきな写真を集めました。子ども向けのひらがな文を添え、ことばを一緒に覚える楽しみも共有できます。
全国22か所で撮影した写真、平易なひらがな文と「おとうさんのまめちしき」のコラムで構成しています。最後のページに撮影した場所を日本地図にプロットした索引を載せました。
目次
紀勢本線/伊豆急行
西武鉄道池袋線
大糸線
上越・北陸新幹線
鳴門線
京王井の頭線
只見線
千葉都市モノレール
上越新幹線
山陰本線
大村線
陸羽東線
道の駅あびらD51ステーション
いすみ鉄道
小湊鐵道
小田急小田原線
日南線
飯田線
津山まなびの鉄道館
山手線
氷見線
高山本線
近鉄大阪線
前書きなど
ガタンゴトン、ガタンゴトン―。レールを刻む一定のビートと僕のドキドキがシンクロする鉄道。建築学生だった大学時代から鉄道の旅を続けています。
次はどこに行こう?何に乗ろう?と、ワクワクが止まりません。
鉄道は僕たちを知らない街へ連れて行ってくれる夢の乗り物、日々の暮らしに欠かせない公共の足です。
近年、自然災害が多発し、鉄橋や線路が被災するニュースには心が痛みます。人口減少も急加速、利用者も減っています。ローカル線の存廃問題は毎年のようにニュースになっています。一部のマナー違反・犯罪行為によって、鉄道趣味界隈に向けられる世間の目にも厳しいものがあります。
それでも鉄道を“魅力”として伝えたい。実際この目で見に行った全国各地の鉄道の写真を通じて、これからを担う子どもたちに、その願いを語りかけることができたら、という思いが 一冊の絵本になりました。
鉄道が人々を魅了する力を発信する機会に恵まれたこと、とてもうれしく感じます。
(著者あとがきより)
版元から一言
親子の読み聞かせの時間、子どもが大好きな乗り物の写真絵本になると、
説明的な構図や、図鑑的な紙面が多く、鉄道に詳しいわけでもない親にとっては、
満足できるものが少ないようです。
そんなとき、にしむら まさたか さんの鉄道写真に出会いました。
彼の写真は、デザイン性、写真からあふれる風情や旅情、ストーリー性など、
魅力にあふれています。
車両の一部だったり、ぼけていたり、そうした写真にも子どもは満足するのか
という心配をよそに、どうやら大人の予想した枠に はまらない存在だということを、
あらためて知りました。
読み聞かせの時間が子供にとっても、大人にとっても、豊かな時間となるよう、
とりわけ、お父さんの子育てのエールになればと願って、お届けします。
上記内容は本書刊行時のものです。