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山も時なり 海も時なり 齋藤 嘉文(著/文) - 南方書局
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山も時なり 海も時なり (ヤマモトキナリ ウミモトキナリ) 道元『正法眼蔵』17の哲学的風景 (ドウゲンショウボウゲンゾウジュウナナノテツガクテキフウケイ)

哲学・宗教
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発行:南方書局
B6判
196ページ
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-9912385-1-2   COPY
ISBN 13
9784991238512   COPY
ISBN 10h
4-9912385-1-X   COPY
ISBN 10
499123851X   COPY
出版者記号
9912385   COPY
Cコード
C0110  
0:一般 1:文庫 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年12月25日
書店発売日
登録日
2022年9月30日
最終更新日
2024年1月17日
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紹介

道元の主著『正法眼蔵』は今なお未踏峰として雲海の彼方に聳えています。
鎌倉時代に書かれ、長い秘蔵の時代を経て江戸時代末に公刊され、20世紀に入って和辻哲郎ら近代哲学者が注目することによって広く一般の人々にもその存在が知られるようになりました。
しかし日本中世最高の知性によって書かれたその書物は容易に人を近づけることなく、ただ行間に湛えられた深さと美しさのオーラが立ちこめるばかりです。この半世紀、国内だけでなく海外からも多くの学者が加わって研究が進められていますが、山頂への道はまだ見えていません。
著者は、その原因は大域的戦略の不在にあると見ました。近代人文学の培った細部の分析力だけでは到達しえない高度に頂上はあるはずです。そこで一旦、登山道から外れ、軽飛行機を操縦して道元連峰の上空を飛び、17ヶ所のポイントを撮影してきたのが本書です。仏教専用のレンズはあえて使用を抑え、逆に一見仏教とはかけ離れた分野のツールを積極的に用いた結果、いかにも禅宗風のストイックな風景に替って、限りなく広い大空と大地と、月光を映して輝く一滴の露とが、同時に見えるでしょう。

目次

 プロローグ
1 水をきはめ、そらをきはめてのち
2 空と地と、あひさることいくそばくぞ
3 花は愛惜にちり
4 日月は昼夜のためにあらず
5 山も時なり、海も時なり
Extra 1 浦の苫屋の秋の夕暮
6 仏祖にあらざれば華開世界起をしらず
7 仏見と天見とはるかにことなるがゆゑなり
8 心とは山河大地なり
9 風のなるとやせん、鈴のなるとやせん
10 大地、さらにあつさ三寸をます
11 尽界を超越して
12 ひろくおほきなるひかりにてあれど
Extra 2 五百の蝙蝠
13 仏家の風は大地の黄金なるを現成せしめ
14 胡が来れば胡を現し
15 桃花のひらくるは春のかぜにもよほされ
16 空の飛去するとき
Extra 3 立つ塵の風さへあつき
17 海の浪にもけふや春はたつらむ

著者プロフィール

齋藤 嘉文  (サイトウ ヨシブミ)  (著/文

1980年に千葉大学医学部を卒業後、半ば強制された臨床医への道を外れ、「分子生物学の批判的再構成」を目指して研究を開始。90年代半ばまで、京都大学、神戸大学、東北大学などの研究室を渡り歩きながら、ウィトゲンシュタイン・大森荘蔵らの哲学に依拠しつつ、生命科学を〝脱構築〟する作業に注力した。95年から東京・文化学院に教員として勤務する中で、建築の心に目覚める。創立者であり独学の建築家だった西村伊作の間接的影響か。各地に建築旅を行い、撮った建築に哲学味を混ぜて「授業」を構成した。2001年『正法眼蔵』に遭遇する。なんとかして理解しようと思うも解説書・注釈書はどれも役に立たない。まだ理解した者は一人もいないのではないかと推測。ならば自分が最初の一人になろうと、研究を開始した。中世漢語を読めるようになること、主要経典を読むこと、仏教史の概略を知ることから始め、気がつけば 2022年となっている。

著作

- 「免疫の意味ノロジー」現代思想 vol.20-8 (1992)
- 「分裂と融合」現代思想 vol.21-10 (1993)
- 「微の分析」現代思想 vol.23-8 (1995)
- 『跳訳道元 ― 仏説微塵経で読む正法眼蔵』ぷねうま舎 (2017)

翻訳

- アーウィン・スコット『心の階梯』産業図書 1997

(以上のうち、『跳訳道元』以外は筆名「伊藤源石」として)

上記内容は本書刊行時のものです。