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スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・改訂増補版 エドゥアルド・ガレアーノ(著/文) - 木星社
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スタジアムの神と悪魔――サッカー外伝・改訂増補版 (スタジアムノカミトアクマサッカーゲデンカイテイゾウホバン)
原書: El futbol a sol y sombra

社会一般
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発行:木星社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ19mm
344ページ
ソフトカバースイス装本文クロステープ巻き
価格 3,700円+税
ISBN
978-4-910567-05-1   COPY
ISBN 13
9784910567051   COPY
ISBN 10h
4-910567-05-4   COPY
ISBN 10
4910567054   COPY
出版者記号
910567   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年10月14日
最終更新日
2023年6月5日
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書評掲載情報

2023-05-21 産經新聞  朝刊
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紹介

▶︎産経新聞朝刊・書評掲載 2023年5月21日
▶︎「一番好きな本かもしれない」若林恵(黒鳥社):代官山蔦屋書店 刊行記念トークセッション開催(黒鳥社、SHUKYU、木星社)2023年4月26日

▶︎世界中のサッカーファン、ジャーナリストたちが読み継いできた、ウルグアイ・モンテビデオ生まれの作家エドゥアルド・ガレアーノの極上の"サッカー文学"/スポーツジャーナリズムの名作を、待望の改訂増補版でお届けします。

▶︎全156篇のエッセイが収録されており、ペレ、ガリンシャ、ジーコ、マラドーナ、プラティ二、フリット、バッジオ、ロナウド、ロナウジーニョ、ロマーリオ、ベベット、ジダン、メッシまで、古今東西の名選手や名試合、クラブやファン、社会・文化の諸相、W杯についてのエピソード、そして日々のサッカーの興奮、楽しさ、熱さ、そして”摩訶不思議”が描かれています。1930年代から2014年までのサッカーを巡る美と闇の日々、スタジアムにさす光と影――ボールと人間、そして政治、経済、権力――についての稀代のクロニクルです。

「もはや何年も前のことだが、カレリャ・デ・ラ・コスタで私とすれ違った子供たちに捧げたい。サッカーの帰り途、彼らはこう口ずさんでいた――勝ったさ、負けたさ、どっちにしても楽しかったな」―― エドゥアルド・ガレアーノ

<目次(156以上のエピソードから抜粋して掲載)>
サッカー・プレーヤー/サポーター/フーリガン/ゴール/レフェリー/監督/劇場/イングランドの侵略/フラーフル戦の歴史/人民の阿片?/ボールを旗と掲げて/黒人たち/非情の足たち/欠損から充足へ/一九三四年のワールドカップ/リオデジャネイロの神と悪魔/ベッケンバウアーのゴール/エウゼビオ/ペレ/一九七〇年のワールドカップ/祝祭/クライフ/異教の祭の生け贄/一九八六年のワールドカップ/走る薬屋/軽蔑の賛歌/一九九〇年のワールドカップ/ジーコのゴール/逃避のスポーツ/一九九四年のワールドカップ/ロマリオ/バッジオ/マラドーナ/続・スタジアムの神と悪魔/一九九八年のワールドカップ/二〇〇二年のワールドカップ/二〇〇六年のワールドカップ/二〇一〇年のワールドカップ/二〇一四年のワールドカップ、他/改訂増補版への覚え書/原著参考文献/索引

目次

献辞/謝辞/著者の告白/サッカー/プレーヤー/ゴールキーパー/アイドル/サポーター/フーリガン/ゴール/レフェリー/監督/劇場/スペシャリスト三様/サッカー博士たちの話法/戦を踊る/戦の話法/スタジアム/ボール/事始め/ゲームの規則/イングランドの侵略/御当地サッカー/フラ - フル戦の歴史/人民の阿片?/ボールを旗と掲げて/黒人たち/サモラ/サミティエ/フィールドに死す/フリーデンライヒ/欠損から充足へ/第二次アメリカ発見/アンドラデ/リボン/オリンピック・ゴール/ピエンディベネのゴール/ラ・チレナ/スカロネ/スカロネのゴール/隠然たる力/ノロのゴール/一九三〇年のワールドカップ/ナサッシ/カミュ/非情の足たち/プロフェッショナリズム/一九三四年のワールドカップ/リオデジャネイロの神と悪魔/災いのもと/護符と呪文/エリコ/一九三八年のワールドカップ/メアッツァのゴール/レオニダス/ドミンゴス/ドミゴンスと彼女/アティリオのゴール/完璧なキスは一度きり/ラ・マキナ/モレノ/ペデルネラ/セベリノのゴール/爆弾/鉄を風に変えた男/癒しの絆/マルティノのゴール/エレノのゴール/一九五〇年のワールドカップ/オブドゥリオ/バルボザ/サラのゴール/ジジニョのゴール/御満悦の面々/一九五四年のワールドカップ/ラーンのゴール/動く広告/ディ=ステファノのゴール/ディ=ステファノ/ガリンシャのゴール/一九五八年のワールドカップ/ニルトンのゴール/ガリンシャ/ジジ/ジジと彼女/コパ/カリソ/ユニフォーム・フィーバー/プシュカーシュのゴール/サンフィリッポのゴール/一九六二年のワールドカップ/チャールトンのゴール/ヤシン/ヘントのゴール/ゼーラー/マシューズ/一九六六年のワールドカップ/グリーヴズ/ベッケンバウアーのゴール/エウゼビオ/三本ポールの呪い/ペニャロルの時代/ロチャのゴール/かわいそうなおふくろさん/涙はハンカチのせいじゃない/ペレのゴール/ペレ/一九七〇年のワールドカップ/ジャイルジニョのゴール/祝祭/将軍たちとサッカー/まばたき/マラドーナのゴール/一九七四年のワールドカップ/クライフ/ミュラー/アヴェランジェ/ボールの主人たち/ヘスス/一九七八年のワールドカップ/幸福/ゲミルのゴール/ベッテガのゴール/サンダーランドのゴール/一九八二年のワールドカップ/楡の木に梨の実/プラティニ/異教の祭の生け贄/一九八六年のワールドカップ/テレビの専制/真面目な規格品/走る薬屋/軽蔑の賛歌/やりたい放題/消化不良/一九九〇年のワールドカップ/リンコンのゴール/ウーゴ・サンチェス/蠅と蟻/フリット/親殺し/ジーコのゴール/逃避のスポーツ/一九九四年のワールドカップ/ロマリオ/バッジオ/数の恨み/敗北の務め/敗北の罪/マラドーナ/やつらは何の役にも立たない/ある輸出産業/試合終了/続・スタジアムの神と悪魔――一九九八年のワールドカップ/二〇〇二年のワールドカップ/一九九八年のワールドカップ/二〇〇六年のワールドカップ/二〇一〇年のワールドカップ/二〇一四年のワールドカップ/改訂増補版への覚え書/原著参考文献/索引

前書きなど

----- 本書「著者の告白」より ----
「よきサッカーに巡り会えたときには、それを与えてくれたのがどのクラブだろうとどこの国だろうとさらさらお構いなく、私はその奇跡に感謝を捧げるのである。」
――エドゥアルド・ガレアーノ

版元から一言

各国で読み継がれてきた名著『スタジアムの神と悪魔』をこのたび大幅に増補改訂して刊行いたします。
▶︎サッカーファンにはお馴染みのペレ、ガリンシャ、ジーコ、マラドーナ、プラティに、フリット、バッジオから、ロナウド、ロナウジーニョ、アンリ、ジダン、メッシまで、古今東西の名選手や名試合、ワールドカップについてのエピソード、政治・社会・文化の諸相、そしてなんといっても毎日ピッチで起こり続けているサッカーの興奮、楽しさ、そして私たちがスポーツを通して目の当たりにする”摩訶不思議”が、あますことなく描かれたエッセイ集あるいは、サッカー文学/社会学の逸品です▶︎子供たちや若いかたがたへのプレゼントにもぜひどうぞ▶︎日本代表久保建英選手も南米選手権への遠征の途上手に取った本書を楽しんでいただければと思います。

著者プロフィール

エドゥアルド・ガレアーノ  (エドゥアルド ガレアーノ)  (著/文

エドゥアルド・ガレアーノ Eduardo Galeano(1940-2015)
ウルグアイ東方共和国モンテビデオ生まれ。作家、ジャーナリスト。週刊『エル・ソル』紙にまずイラスト、次第にルポをも寄稿し、10代半ばからジャーナリズムの道に進む。1959 - 1963年『マルチャ』誌主筆、1964 - 1966年日刊紙『エポカ』編集長。1973年の軍事クーデタを逃れ居を移したアルゼンチンでは『クリシス』誌創刊・編集に携わる。その後スペイン - カタルニャへ亡命。1985年初頭モンテビデオへ帰還。その筆は文学のジャンルと称する境界線を侵犯し、魂の深みから発せられる声、市井の声なき声をすくい上げ、現実と現実の奥に潜む記憶とをひとつのテクストに編み上げる。 ウルグアイ文化大臣賞、米国のアメリカン・ブック・アワード、デンマークのフロア賞、ランナン財団の「文化の自由」賞などを受賞。邦訳既刊書に『収奪された大地――ラテンアメリカ500年』(新評論/藤原書店)、『火の記憶』(全三巻、みすず書房)、『日々の子どもたち あるいは366篇の世界史』(岩波書店)など。

飯島みどり  (イイジマ ミドリ)  (翻訳

飯島みどり(訳者) 1960年東京生まれ。ラテンアメリカ近現代史。立教大学教員。訳書にサルマン・ラシュディ『ジャガーの微笑――ニカラグアの旅』(現代企画室)、ロケ・ダルトン他『禁じられた歴史の証言 中米に映る世界の影』(編訳、同前)、 歴史的記憶の回復プロジェクト編『グアテマラ 虐殺の記憶――真実と和解を求めて』(共訳、岩波書店)、ダニエル・エルナンデス - サラサール写真集『グアテマラ ある天使の記憶』(編訳、影書房)、エドゥアルド・ガレアーノ『火の記憶』(全三巻、みすず書房)、アリエル・ドルフマン『南に向かい、北を求めて――チリ・クーデタを死にそこなった作家の物語』(岩波書店)、エドガルド・コサリンスキイ『オデッサの花嫁』(インスクリプト)ほか。

旧版ISBN
9784622033806

上記内容は本書刊行時のものです。