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ネネット こころのなかにとりのつばさをもつおんなのこ
原書: Des oiseaux plein la tête
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年9月23日
- 書店発売日
- 2022年9月15日
- 登録日
- 2022年7月1日
- 最終更新日
- 2022年9月30日
紹介
主人公は、小学生の女の子ネネット。
フルーツヨーグルトにハムを入れて食べたり、蜘蛛のいない蜘蛛の巣をずっと見つめていたり、体をゆらゆらと揺らし続けたりすることがあります。
どしゃぶりの雨の日に、傘もささず、長靴を脱いで、校庭の真ん中で雨空に向かって両手を広げて立っていることもあります。少し、変わった動作をする子どもです。
だから、学校では他の子どもたちからかわれ、いつもひとりぼっちでした。
そんなネネットと同級生の男の子ノウとの間に、ある日友情が芽生えていきます。
ネネットが折る色とりどりのオリガミを見たノウが、それを美しいと感じたことがきっかけでした。
自閉症を知らない子どもたちの世界。その世界の中での嘲笑や優しさを通して、心の中に翼を持つことの意味や、本当に大切なことは何かをそっと伝えてくれる絵本です。
版元から一言
主人公は、自閉症の女の子ネネット。本文中には自閉症という言葉は、一切書かれていません。
ネネットの動作が変わっているがゆえに、学校では他の子どもたちからかわれ、友だちはいませんでした。
そんなネネットと同級生の男の子ノウとの間に、ある日友情が芽生えていきます。
ネネットが折る色とりどりのオリガミを見たノウが、それを美しいと感じたことがきっかけでした。
自閉症という病気を知らない子どもたちの世界。その世界の中での嘲笑や優しさを通して、心の中に翼を持つことの意味や、本当に大切なことは何かをそっと伝えてくれる絵本です。
文章のフォントは、読み書き障害や弱視の人たちにも読みやすいように、「ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)」を使用しています。
巻末に、作家で元特別支援学校教員の山元加津子氏のあとがきと、フランス語原文付いています。
上記内容は本書刊行時のものです。