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100年続く地方創生ビジネスの秘密 ー世界標準・日本唯一の事業のつくり方ー
- 初版年月日
- 2024年9月13日
- 書店発売日
- 2024年9月13日
- 登録日
- 2024年8月20日
- 最終更新日
- 2024年8月23日
紹介
■地域をよくしたい人のための解説書■
■地域に誇りと未来を取り戻す。地域の100年先を創るための「事業創出の手引書」が登場。■
どこにもいない青い鳥を探すのではなく、関わる地域の足元から、育てるべき物語を見つけ出し、事業として届ける「地方創生ビジネス」の作り方を解説しました。
企業オーナーや事業創出の実務家に向けて、コンセプトを発掘し、育て、届ける、事業創出の手引書として使っていただけます。
―地域開発の五戒
「世界標準・日本唯一」の価値の生み出し方、プロセスエコノミーや第二市民制度など、100年先の地域をつくる事業づくりの目的・方法を解説します。
―地域開発の「6つの要素」とその手法
6つの要素として「グランドデザイン」「プロジェクト」「地域内ステークホルダー」「市民価値創造」「財源(ビジネスモデル」「継続的成果(定量/定性)」を挙げ、各要素の事業価値創造における位置づけを踏まえ具体的な手法を解説します。
―地域価値をつくる事業
個人や企業を「地域の中の個人」「地域の中の企業」と考え、地域価値を創出する事業の重要性や背景を解説します。
―短期施策集と事例集
解説した様々な手法を実際に取り入れていれ行われている施策や、先端事例を取り上げます。
(一部抜粋)
・社会資本を可視化する地域通貨の発行(まちのコイン(面白法人カヤック))
・地域の金融・行政・教育・民間の連携によるニッチ産業への特化(今治市)
・賢い土着の方法(和歌山県有田川町)
・それぞれの土地に一つ小さな迎賓館を(江の浦リトリート 凛門)
・日本の伝統文化「湯治」を現代にアップデートする(石川県)
・スマート・コミュニティ・ホスピタル構想(公平病院)
これまで通りの方法だけでは、自社のメンバーや地域の仲間、そして何よりもあなた自身が豊かさを感じることができないと考えているのではないでしょうか。
この本では、そのままの正解は提供できないかもしれませんが、同じように限界を感じて、実際に事業を通じた地域開発に挑戦してきた全国の先駆者たちの取り組みに触れていただけます。
今まで地域に蓄積してきたものは活かしながら、100年先に向けた未来をつくる新たな一歩として、本書で紹介する方法を活用してください。
目次
はじめに
100年先の地域をつくる事業創出の羅針盤
企業オーナーと事業創出の実務家、二種類の読者に向けた事業創出の手引書
本書でお伝えする「地域価値をつくる事業」
出版に寄せて 「成熟期を迎えた日本で必要な地方創生・地域開発とは」(山口揚平)
第1章 地域開発の五戒
100年後の暮らしをつくるために必要なこと
1.たった一つの「世界標準・日本唯一」を売り出そう
2.プロセスを開放しよう
3.地域“関係”人口を増やそう
4.地域へのアクセスを開発しよう
5.新しい技術を使おう
COLUMN これからの佐賀県の戦略(山口揚平)
第2章 地域開発の6つの要素
地域開発とプロフェッショナルキャリア
企業価値から地域価値へ
地域開発の6つの要素
2‐1 グランドデザイン策定のための3つのステップ
2‐2 地域内ステークホルダーの「5G」を理解する
2‐3 小さなプロジェクトを始める
2‐4 市民価値創造と「関係係数」
COLUMN 市民・行政・事業者をつなぐ「スーパーローカルアプリ」(山口揚平)
2‐5 グランドデザインに合わせて継続的成果を測定する
COLUMN 新しい観光業の形(山口揚平)
2‐6 長期的に開発予算を確保できる財源(ビジネスモデル)とは
COLUMN 京都府における伝統承継基金(山口揚平)
第3章 世界の変化(3つの層 / 社会の変化 / 個人の変化)
世界の変化(3つの層 / 社会の変化 / 個人の変化)
ボーダレスワールドからヴァーティカルワールドへ
日本の課題と新しい姿
第4章 事例から地域価値創出を学ぶ
賢い土着の方法(和歌山県有田川町)
それぞれの土地に一つ小さな迎賓館を(江之浦リトリート 凛門)
日本の伝統文化 「湯治」を現代にアップデートする(石川県)
スマート・コミュニティ・ホスピタル構想(公平病院)
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。