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LGBTヒストリーブック日本編 平等を求めて声をあげた人々の闘い
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2026年6月15日
- 登録日
- 2026年4月14日
- 最終更新日
- 2026年6月15日
紹介
連綿と続く、日本のLGBTQアクティビズム
1960年代までの歴史のおさらいに始まり、2020年以降の現在、そして未来に向けて
セクシュアルマイノリティ(LGBTQ)に対する差別も、歴史の中でつくられてきました。病気とされ、変態とされ、禁忌とされ、犯罪とされ……。いつの時代にもどんな場所にも存在していたにもかかわらず、LGBTQの人々はずっと差別されてきました。その差別に抗う闘いは19世紀後半のヨーロッパから始まり、世界に広がっていきました。日本でも1970年代に入ってようやく、声をあげる人たちが現れ、社会に物申す団体が登場し、ネットワークが築かれていきます。レズビアン・フェミニズムの活動、エイズ予防法案への反対運動、府中青年の家裁判、プライドパレードの開催、性同一性障害者特例法の制定、差別発言への抗議、同性婚を求める運動……。この半世紀ほどのあいだに、さまざまな課題に対して有名無名のたくさんの人々が草の根で活動してきました。本書は、日本におけるそうした闘いの足跡を通史的にたどった、これまでにない待望の一冊です。
画像435点、脚注479項目、索引855項目。貴重な資料を多数収録!
目次
はじめに
年表
口絵
序章 闘いに向けて
第1章:1960年代までの「歴史」をざっとおさらい
第2章:1970年代 運動の萌芽
第3章:1980年代 黎明期の運動とエイズの脅威
第4章:1990年代 ネットワークの広がりと存在の可視化
第5章:2000年代 コミュニティ運動の高まりと政治への関わり
第6章:2010年代 “LGBTブーム”~官民のLGBT施策が大きく進展~
第7章:2020年代 LGBTQコミュニティの未来へ
終章 希望に向かって 主な参考文献
索引
著者あとがき
おわりに
前書きなど
序章
闘いに向けて
「風間くん、“ホモ”って言われちゃった~」
部屋の中に入ってくるやいなや、参加者の高校生の1人が戸惑いながら、リーダーの風間孝さんに打ち明けました。
「起こってしまった……」
風間さんはすぐにメンバー全員を招集し、緊急のミーティングを開くことにしました。
場所は「東京都府中青年の家」。東京都教育委員会が管理する、「青少年が宿泊をともにしながら学習、レクリエーションなどのグループ活動を行うための施設」です。
〈アカー(動くゲイとレズビアンの会)〉は、1990年2月11日(日)と12日(月・振替休)の1泊2日で、「府中青年の家」を利用して合宿を行いました。目的は、会員相互の親睦を深めるとともに、同性愛者をとりまく社会問題について学ぶためでした。参加者は、高校生2人を含む10代から30代までの18名で、全員、「ゲイ=男性同性愛者」でした。
上記内容は本書刊行時のものです。
