版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
孔雀ものがたり 伊藤 光也(文) - 中西出版
.
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

孔雀ものがたり (クジャクモノガタリ)

児童図書
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:中西出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
重さ 350g
196ページ
並製
定価 1,500 円+税   1,650 円(税込)
ISBN
978-4-89115-459-2   COPY
ISBN 13
9784891154592   COPY
ISBN 10h
4-89115-459-4   COPY
ISBN 10
4891154594   COPY
出版者記号
89115   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2026年2月27日
書店発売日
登録日
2026年2月26日
最終更新日
2026年3月23日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

美しく不思議な光を放つ“孔雀のくーたん”と、孫のブライト君。
そして“すてきな家族”のものがたり。

ピアニストの正一おじいさんは、山々が重なる麓にある、とても静かな町に住んでいます。
鳥が好きな正一おじいさんは、たくさんの鳥たちのお世話をしながら、ピアノを弾き、山の畑で野菜を作って暮らしていましたが、ある日孔雀を卵から育てることにしました。

卵がかえり4年目の夏、正一おじいさんと孔雀の“くーたん”の元に、アメリカからおじいさんの孫のブライト君がやってきます。正一おじいさんはブライト君に、ゆっくりゆっくり、大切なことを伝えてくれるのでした。

生まれ育った歴史ある町と、自然と、人を大切にして暮らす正一おじいさんとブライト君を中心に、周りを取り巻く家族の歴史と、黄金色の孔雀が羽ばたくまでを柔らかに描いた児童文学。

目次

(一)おじいさんは ピアニスト
(二)おじいさんの 鳥たち
(三)くじゃくの くーたん
(四)ブライト君の ふるさと
(五)ブライト兄ちゃんの お母さんのこと
(六)おじいさん と 日本の音楽
(七)不思議な絵
(八)正一おじいさんの ふるさと
(九)ブライト兄ちゃんと くじゃくの くーたん
(十)さようなら くーたん
あとがき
おわりに
伊藤 光也 略歴
坂東 宏哉 略歴

前書きなど

あとがき
 孔雀は 不思議な鳥である 「くーたん」は 気位の高い美しい孔雀であった。彼の私を見つめる鋭い眼は 私の心をすばやく読みとるのであった
孔雀のほかに 金鶏 銀鶏 七面鳥たちや 高麗キジたち アイガモたち 小さいウコッケイが五十羽など総勢二百羽ほどが賑やかに飼われていた

 私の生家は 山形の荘内藩である その分家は小さな松山藩で鯱の誇る城門が残っている 城門の前庭には祖父の碑が建っている
 平成になってから城門の近くに 立派な能楽堂が建った 数百年の歴史を誇るお能が毎年演じられている 「松山能」である 昔の氏子の子孫たちが 立派に演能を続けている

 大学三年の時 ピアノが免税で買える事になり 購入するピアノの検品のために 早速浜松に向かった ヤマハでお会いしたのは 大石雪治氏であった そして 士別商高 伊達高 手稲高と転勤のたびに大石さんに検品されたピアノが届いたのは最高の幸せであった どのピアノも日本一の美しい音のピアノであった 浜松のヤマハでは 大石さんは“神様”と呼ばれていた 後に ピアニスト ケンプの専任調律師でもあった

 士別商高の合唱部で歌っていた久光孝男君は 卒業式のあと上京して 日本一のバレリーナ谷桃子さんに師事した その後 彼は谷桃子バレエ団の総師として五十余名の団員を率いて札幌をはじめ各地での公演を行った そして三十年、三十回の公演を続けた 途中、熊川君吉田さんの世界一のパ・ド・ドゥを挟みながら若いダンサーたちを育てた

 生徒たちの合唱やピアノのお陰で著名な広瀬量平氏や荻久保和明氏にお会い出来た またピアニストの舘野泉氏にもお会いし 心のふれあいを賜った 手稲高合唱部のライフワークになった広瀬量平氏の合唱曲「海の詩」(五曲)は谷桃子門下の真下バレエ団の美しい舞台を創りあげた

 童話の中の“小鼓の天才少女”は唯一私の想像の文章である
私に小鼓と仕舞をご教示くださったのは 札幌の奥田病院の奥様「吉武奥様」である 通称“奥様”の吉武奥様のお人は「天才少女」そのままのたたずまいの美しい最も尊敬するお方であった。昭和五十六年に札幌で行われた“五流能”の実現は日本の五流の家元のご好演によって大成功の舞台であった

著者プロフィール

伊藤 光也  (イトウ ミツヤ)  (

1938年山形県松嶺町生まれ。
1960年山形大学教育学部卒業、1997年3月まで北海道立高校勤務の後、定年退職。
この間、札幌手稲高校合唱部を指揮して合唱コンクール全国出場10回。
1964年には日本青年海外派遣団員として、国連および北米アメリカ・カナダ16都市を視察。
能の喜多流・塩津哲生、小鼓の幸流・幸正彰に師事。札幌能楽会主催。

坂東 宏哉  (バンドウ ヒロヤ)  (

北海道美術協会(道展)会員。
1956年北海道小樽市生まれ。1977年北海道教育大学札幌校特美卒業。
北海道立高校勤務(美術科)後、定年退職。
小樽市・札幌市で個展、東京(銀座)・アメリカ(NY)・韓国(テグ)・ベトナム(ハノイ)でグループ展を開催する。

上記内容は本書刊行時のものです。