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光に向かって
第2版
過酷案件が続く中、所員たちは今日も熱い!
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年3月5日
- 書店発売日
- 2023年11月10日
- 登録日
- 2023年9月28日
- 最終更新日
- 2023年11月2日
紹介
大好評の『走れ!児童相談所』シリーズ第2弾
里崎が勤務2年目を迎える中央子ども家庭センターに、あの田丸が異動になってやってきた。キャラの異なる二人はチームを組んでケースに対応する。困窮した家庭を支援する一方、力及ばず壁にぶつかることも経験。そんな二人が次に直面したのは、卑劣な性的虐待だった。
本書は、元児童福祉司である著者が、体験もとに児童相談所の日常を描いた物語です。
貧困家庭の支援や卑劣な性的虐待への対応など過酷な案件が続く中でも、
明るくポジティブに働く職員の姿を通して、児童相談所の現状や課題を浮き彫りにします。
●現役の公務員が実体験をもとに描いた物語で、児童相談所の現場をリアルに学べます。
●児童心理司、ケースワーカー、教育関係者や、それらの職業をめざす人たちにおススメです。
●一般の方にも、普段、馴染みのない児童相談所の仕事や職員のことがよくわかります。
本書は2018年3月にアイエス・エヌから発売された『光に向かって ー走れ!児童相談所2ー』をせせらぎ出版から再発行したもので、内容は同じです。(一部装丁、本文中のデータに変更あり)
目次
目次
人事異動
相棒
幽霊
命の糸
捜せ!
作戦開始
魔の瞬間
繋ぐ
植木鉢
七十二時間
守る!
心に温もりを……
公判の行方
光に向かって
前書きなど
最も過酷で最も感動できる職場。児童相談所を形容するのにこれ以上ふさわしい言葉はないと里崎は思った。常に子どもたちの命がかかった気の休まることのない職場であることに間違いはない。少しでも判断を誤れば、子どもたちの命はあっけなく失われてしまう。しかし、同時にそんな重苦しい思いを吹き飛ばしてくれるほど大きな感動に出会える職場であることも、紛れもない事実なのだ。
ここで、頑張ろう。この素晴らしい仲間とともに、力の限り。(本文より)
版元から一言
本書はご好評いただいております『走れ! 児童相談所』の続編ですが、この続編だけで物語は完結していますので、1作目の『走れ! 児童相談所』を読んでいない方でも、お読みいただけます。
【児童虐待防止協会 津崎哲郎先生ご推薦】
児童相談所で遭遇する様々なケースを通して、熱くしかも冷徹な心で挑む職員たちの日々の奮闘を、小説という手法を用いて巧みに再現した感動の物語である。本書は、とりわけ性的虐待ケースに焦点を当て、子どもの保護、親との緊迫したやり取り、被害児にとって過酷とも思える法廷での展開に至るまでの流れを見事に再現している。児童相談所に勤務する職員のみならず、子どもに関わるあらゆる分野の方々に是非一読をお勧めしたい臨場感あふれるよき解説書の役割も果たしている。―特定非営利活動法人 児童虐待防止協会 津崎哲郎―
- 旧版ISBN
-
9784909363022
上記内容は本書刊行時のものです。