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現場を哲学する 一哲学徒の歩み 進本 眞文(著) - 石風社
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現場を哲学する 一哲学徒の歩み (ゲンバヲテツガクスル イチテツガクトノアユミ)

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発行:石風社
四六判
価格 3,000 円+税   3,300 円(税込)
ISBN
978-4-88344-332-1   COPY
ISBN 13
9784883443321   COPY
ISBN 10h
4-88344-332-9   COPY
ISBN 10
4883443329   COPY
出版者記号
88344   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2025年4月16日
最終更新日
2025年4月24日
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紹介

先人の知恵を  
私たちの現場に
降ろしてみる

デカルトから
 サルトル
  ホワイトヘッドまで
   一哲学徒の
    知的格闘の軌跡

目次

はじめに

第1章 旅・歴史の虚構に出合う

 ギリシア 1節 西洋の幻想・アテネ
      2節 古代との対話・アクロポリス
      3節 「汝自らを知れ」託宣という伝説・デルフィ
 
 トルコ  1節 都市国家出現の地・イオニア
      2節 非実用的知・万物の根源を求めた・ミレット
      3節 アゴラでホメロスの詩に出合う・エフェス
      4節 歴史とアイデンティティ
      5節 交差する文明の地・イスタンブール
      6節 トルコの高原砂漠を横断・エルズルム、アール、アララット山

 イラン  1節 国境を越えて・トルコ・イラン
      2節 一九八六年のテヘラン
      3節 キュロスの寛容に触れて・イスファハーン
      4節 ペルセポリスに帝国の条件・公平な多民族主義をみる
      5節 旅で折り合いのつけ方を学ぶ


 第2章 異議申し立てと芸術・思想
   ⒈ サルトルの詩論に関する断章
   ⒉ 矢内原伊作先生の思い出―酒と歌の日々
   ⒊ 思想が状況に関わるとき
      

 第3章 哲学的視点で水俣・チッソを考察 ――再発防止の糸口を提示
   ⒈ 企業と倫理 ―公害問題を哲学的に読む
   ⒉ 水俣病における第二次被害 ―普遍論争の視点から
   ⒊ 水俣病事件における 「第三者機関」の問題


 第4章 日本的 「曖昧さ」 をホワイトヘッドは 「包握」 理論で示した
   ⒈ 文明とシンボリズム ―ホワイトヘッドをめぐって
   ⒉ ホワイトヘッドと現代の文明論 ―貨幣を巡って
   ⒊ ホワイトヘッドにおけるコスモロジーの成立過程 ―永遠的客体と価値

    
 第5章 習慣変化の見取図
   ⒈ 言語と教育――集団から“個人格〟を切り出す
   ⒉ 生活と思想――日本社会の光と影
   ⒊ 言語と思想 ――言語能力の解明―
 

 第6章 デカルト哲学における無意識の問題
⒈ デカルトの意識主義に伴うアポリア―夢、狂気、幼児の思惟などについて
⒉ デカルトの無意識的能力 ―疑い肯定し否定する
⒊ 潜在的な無意識的能力は経験との接触で、より豊かな意識を獲得する
 
       
あとがきにかえて――進本眞文と歩みを共にして
参考文献・(注)

著者プロフィール

進本 眞文  (シンモト マサフミ)  (

1951年、福岡県に生まれる。親の転勤に伴い神奈川県・北海道に転校。熊本大学でプラグマティズム研究の第一人者・魚津郁夫氏に師事。法政大学大学院では、市川浩氏、矢内原伊作氏のゼミナールでデカルト哲学、サルトル実存哲学を研究しながら、科学哲学、構造主義を経て、言語学・論理学に軸足を移す。共立大学では、論理学、倫理学の教鞭をとる。闘病のすえ2024年5月死去。

上記内容は本書刊行時のものです。