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増補新版 人間襤褸/夕凪の街と人と 他11編 大田 洋子(著) - 小鳥遊書房
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増補新版 人間襤褸/夕凪の街と人と 他11編 (ゾウホシンパンニンゲンランルユウナギノマチトヒトト) 大田洋子原爆作品集

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発行:小鳥遊書房
A5判
496ページ
並製
価格 3,400 円+税   3,740 円(税込)
ISBN
978-4-86780-081-2   COPY
ISBN 13
9784867800812   COPY
ISBN 10h
4-86780-081-3   COPY
ISBN 10
4867800813   COPY
出版者記号
86780   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年7月15日
発売予定日
登録日
2025年5月23日
最終更新日
2025年7月4日
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紹介

「戦前・戦中」が迫り、
核が使用される危機に瀕した
今日への警鐘
被爆後の市井に生きる人々の姿を活写した代表的長編二作品のほかに、
増補した遺稿「世に迷う」ほか諸短編、鋭く社会を問うエッセイの数々と充実した収録内容。
「人々は原子爆弾が自分からは遠い広島と長崎に落ちた天災のようなものであり、アメリカが年中実験しているにすぎないもので、自分等には格別関係のないものだという風に見ている様子です。」(「作家の態度」より)

目次

人間襤褸
夕凪の街と人と
半放浪
海底のような光――原子爆弾の空襲に遭って
一九四五年の夏
『屍の街』序
作家の態度
生き残りの心理
文学のおそろしさ
ノイローゼの克服
行進――死者の魂への共感
十五年たったというけれど

世に迷う
【解説】
「忘却できぬ原爆の記録の継承
――今を問い未来に発信する烙印としての表象」(長谷川啓)

増補新版 解説 

著者プロフィール

大田 洋子  (オオタ ヨウコ)  (

1903年~ 1963 年。広島生まれ。「人間襤褸」で女流文学賞受賞。「屍の街」「半人間」「夕凪の街と人と」など、多くの被爆の体験を記録した。

長谷川 啓  (ハセガワ ケイ)  (

女性文学研究者。著者に『佐多稲子論』(オリジン出版センター)、『家父長制と近代女性文学 闇を切り裂く不穏な闘い』(彩流社)。
共監修『[新編]日本女性文学全集 全12 巻』(六花出版)、編集『屍の街 大田洋子原爆作品集』(小鳥遊書房)他。

上記内容は本書刊行時のものです。