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在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
鍬谷 ト・日・他 書店
直接取引:あり
読書会の効用、あるいは本のいろいろな使いみちについて
イングランド中部Tグループの事例を中心に
四六判
530ページ
並製
価格
4,200 円+税
4,620 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年3月14日
- 書店発売日
- 2025年2月14日
- 登録日
- 2024年12月12日
- 最終更新日
- 2025年2月19日
紹介
文学/読書は、人生を変えるのか?
イングランド中部で四年間、読書会に参加した著者は、
グループの協働によって、本がどのような意味を生成し、
参加者たちの生活と読書がいかに絡み合うのかを実見した。
フィクション・ノンフィクションのテクスト、
パラテクスト、アダプテーションの解釈を交えつつ、
アカデミア内外の本のいろいろな使いみちに光を当てる。
文学は決して贅沢品ではない。
*姉妹書『アカデミアの内と外』と同時刊行!
目次
はじめに 間欠的調和という希望
序 章 研究の背景
第一章 分析的読みとミメーシス的読み
第二章 新自由主義体制下の文学生産と受容のセラピー的転回?
第三章 チックリット、貧困ポルノ、上方移動小説
第四章 ミッチ・アルボムの何がいけないのか
第五章 ジャンルの創出、テクストの再編
第六章 「情報を提供せよ、教育せよ、楽しませよ」―BBC的教養主義とノスタルジー
第七章 教育の功罪
第八章 利他の共同実践
終 章 懐疑とパラドクスの隘路を縫って
おわりに 寛容と厚意と本への愛
上記内容は本書刊行時のものです。