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なぜヒトだけが「寝かしつけ」をするのか? 久世 濃子(著) - WAVE出版
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なぜヒトだけが「寝かしつけ」をするのか? (ナゼヒトダケガネカシツケヲスルノカ) オランウータンの子育てからヒトの進化を考える (オランウータンノコソダテカラヒトノシンカヲカンガエル)

自然科学
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四六判
縦188mm 横150mm 厚さ14mm
175ページ
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-86621-556-3   COPY
ISBN 13
9784866215563   COPY
ISBN 10h
4-86621-556-9   COPY
ISBN 10
4866215569   COPY
出版者記号
86621   COPY
Cコード
C0045  
0:一般 0:単行本 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年7月
書店発売日
登録日
2026年7月1日
最終更新日
2026年7月22日
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書評掲載情報

2026-08-15 日本経済新聞  朝刊
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紹介

― 子育ては、ヒトの進化をのぞく窓 ―

「森の哲人」ともいわれるオランウータン。
群れを作らず樹上で生活し、遺伝的には最もヒトに近い動物の一種で、ヒト以外では最も長い時間をかけて子育てをする「少子社会」を生きる動物としても知られています。

長年オランウータンの研究に携わる著者が、ボルネオでのフィールドワークと自身の子育ての経験を通して得たヒトとオランウータンの生態の違いや意外な共通点まで、「子育て」と「進化」の不思議に迫ります。

目次

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目次

はじめに 
用語について 
第1章 妊娠・出産
つわりの苦しみはヒトもサルも/ついに解明? つわりが起きるメカニズム/動物園のオランウータンの子育て/ヒトの母乳育児の大変さ/生理痛や子宮内膜症に苦しむ動物園の類人猿/Column 哺乳類のさまざまな子育て 
第2章 眠り・排泄
「寝かしつけ」をするのはヒトだけ?/赤ちゃんの「背中スイッチ」は生存戦略?/赤ちゃんは「泣くのが仕事」?/1 0
代の「宵っぱりの朝寝坊」とヒトの睡眠の多様性/サルはトイレトレーニングができないけど、ヒトの赤ちゃんはトイレで排泄できる!/おんぶと「幻のオシッコ」/Column 我が家の排泄コミュニケーション(EC)体験記 
第3章 食事
サルには「離乳食」はない/BLWとフランスパン/ヒトは食べ物を分け与えることに、喜びを感じる/Column ヒトは、健康に生きるために〝料理〞が必要な動物 
第4章 感覚の個体差
同じ食物を食べても親子で感じる味は違っている?/味覚遺伝子の個体差/実は見ている色が違う? 意外に多い色覚多型/「心の理論」と発達障害/発達障害は環境が変われば「障害」ではなくなる?/Column 音を聴いて色が浮かぶ、数字に人格がある……存在しない色や性格を感じる「共感覚」 
第5章 遊びと教育
ヒトは大人になっても遊ぶ、珍しい「サル」/次々と遊びを発明していく「イノベーター」/ ヒト以外のサルは「教育」をしない /電子メディアやゲームとの付き合い方/Column ベビーサイン体験記 
第6章 育ち・成長
サルにも「反抗期」はあるのか/遺伝子を残す仕組みが「反抗期」や「赤ちゃん返り」を引き起こす/きょうだい間のケンカと助け合い/「妹、弟がほしい! 」―一見無邪気な「よくできたプログラム」/ヒトとサルの子育ての大きな違い/Column サルの「幼なじみの恋」は成就しない 
第7章 お父さんとおばあさん
子育てをしない、サルの父親が果たしている大切な「務め」/授乳以外の育児を一手に引き受ける「育メン」もいる/子ども同士のケンカを、ゴリラの父親はどう仲裁するか/赤ちゃんを置いて群れを出る母、精子提供者にすぎない父/「出産間隔を短くする」という、ヒトの生き残り戦略/ヒトの閉経がもたらした「おばあさん」という存在/母親にも赤ちゃんにもメリットがある、ヒト本来の育児「アロマザリング」/Column 閉経はメス同士の争いを避けるため!? 昆虫にもおばあさん仮説が成り立つ? 
おわりに 
参考文献 

著者プロフィール

久世 濃子  (クゼ ノウコ)  (

東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了、博士(理学)。
京都大学野生動物研究センター日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、NPO法人日本オランウータン・リサーチセンター理事。
著書に「オランウータン 森の哲人は子育ての達人」(東京大学出版会)、2021年度青少年読書感想文全国コンクール課題図書「オランウータンに会いたい」(あかね書房)、監修に『おらは おおきな オランウータン』(あかね書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。