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ボランティアと有償ボランティア
発行:弦書房
四六判
上製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月31日
- 書店発売日
- 2022年1月31日
- 登録日
- 2022年1月5日
- 最終更新日
- 2023年3月20日
書評掲載情報
2022-02-19 |
西日本新聞
評者: 上野千鶴子・社会学者 |
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紹介
無償のボランティアと有償のボランティアは矛盾しているのでしょうか。ボランティア活動に生きがいを見つけて、長くその活動を続けたいと考える人たちにとって、「ボランティア」概念の拡大が必要だと考えるところから、本書はまとめられています。個人や非営利団体が継続的に活動を続けるためには、どういう枠組みを作ればよいのでしょうか。「労働」観、「仕事」観が崩れていく時代で、まったく新しいボランティアの見方を描こうという試みです。〈有償ボランティア〉という概念はなぜ必要なのでしょうか。
目次
第一章 ボランティアと有償ボランティア──何が問われているのか
第二章 「有償ボランティア」は矛盾か──流山裁判をめぐって
《コラム》アメリカの病院ボランティア・システム
第三章 ボランティアに突き刺さった二つの棘──パターナリズムと功利主義
《コラム》「ボランティア拒否宣言」について
第四章 「労働・仕事・活動」そして「天職」
終章 これからの世界へ向けて
あとがき──二つの中心をもつ楕円
上記内容は本書刊行時のものです。