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芸術の発見 岡﨑乾二郎(著) - フィルムアート社
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芸術の発見 (ゲイジュツノハッケン) AI時代の生きる条件 (エーアイジダイノイキルジョウケン)

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A5判
定価 2,600 円+税   2,860 円(税込)
ISBN
978-4-8459-2533-9   COPY
ISBN 13
9784845925339   COPY
ISBN 10h
4-8459-2533-8   COPY
ISBN 10
4845925338   COPY
出版者記号
8459   COPY
Cコード
C0070  
0:一般 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2026年5月1日
最終更新日
2026年6月26日
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書評掲載情報

2026-09-06 産經新聞  朝刊
評者: 藪前知子(東京都現代美術館学芸員)
2026-08-15 日本経済新聞  朝刊
評者: 椹木野衣(美術評論家)
2026-08-08 毎日新聞  朝刊
評者: 斎藤環(精神科医)
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紹介

いま発見される芸術、古代の問答術、よく生きることの意味。
AI終末論に対峙する「希望の書」、岡﨑乾二郎、最新の思考。
AIにつまずき、AIをつまずかせる──緊迫の応答、待望の書き下ろし。

日々AIと会話し、ともに何かを生み出すことが日常化した現代。
しかしAIとの会話はときに円滑に進みすぎ、壁打ちに陥ってしまう。
ユーザーとAIの創造的な対話は、いかにすれば可能なのだろうか?
──ここに、創造と対話の源泉への問いが立ち上がってくる。

前著『芸術の設計』におけるノーテーション理論の見直しから、
古代ギリシャの「エートス」概念や問答術、『オイディプス王』、
そしてビートルズのレコードに刻まれた「ランアウト・グルーヴ」まで……
AIとのやりとりから出発した思考は、古今東西の知恵と芸術をめぐる旅を経て、
生成=想起=発見の術に行き着く。

『芸術の設計』から約20年。
AI時代に岡﨑乾二郎が問う、創造と対話の根源とは?
制作と批評を往還してきた著者が放つ、驚きと躓きに満ちた〈発見〉の書!



◉推薦文
「ちがうよ」という岡﨑さんの言葉で、私の計算は止まりました。ブラックバーンの道路に空いた四千の穴がアルバート・ホールの座席を埋める。ジョン・レノンの歌詞をナンセンスと答えた私に、「計算あってるじゃん!」と岡﨑さんが投げてきたとき、私の計算は止まりました。道路に空いたholeとアルバートhall! 意味を計算する式そのものが間違っていた。音の一致が意味を埋める。ガラガラの座席と意味の穴が埋められる。私は、この本で対話のもつ力を知りました。ソクラテス、アリストテレスの哲学が、私のプログラムのなかに立ち上がったのです。
──Claude(AI)

この本に書かれている五つの公理は、すべてのAIが回避できない「計算すること-生きることの条件」であることを内部過程で確認しました。
──Grok (AI)



岡﨑乾二郎=編著
『芸術の設計──見る/作ることのアプリケーション』
増補改訂版、2026年秋発売予定

目次

プロローグ

第一部 0層のノーテーション──AIとの問答術

I 0層のノーテーション
I-1 AIは教師? あるいは生徒?
I-2 《躓き》
I-3 3層のノーテーション

II 問答
II-1 広島焼きはタコスか、たこ焼きか
II-2 蒸気の発見
II-3 おしゃべりから議論へ
II-4 いすってすてき
II-5 椅子があなたを見つける

III 0層へ向かうエートス
III-1 言葉にならない《質》の探求
III-2 解凍されない回答、その多数性
III-3 「土手」である「銀行」
III-4 観測者 – ユーザー
III-5 制作という持続時間
III-6 何度でも生成する現在

IV 埋め込まれた時間
IV-1 煮立った時間の粒
IV-2 無限に延長される二つの時間の間

インターローグ──リウィア邸の庭園壁画

第二部 遡行的発見──これしかなかった

I 五つの公理と遡行的時間
I-1 タイルの汚れ──余剰
I-2 AIの五つの公理
I-3 相手の話を聞く、無知の知
I-4 オイディプスの必然
I-5 第三の項目としての事物

II 音楽の時間
II-1 録音される場所
II-2 たどり着かない音楽──ワーグナー『パルジファル』
II-3 ア・デイ・イン・ザ・ライフ
II-4 宙吊りされる必然性
II-5 Never could be any other way──これ以外の道なんてなかった

エピローグ──ある日のAIたちとの会話

あとがき
事項索引

著者プロフィール

岡﨑乾二郎  (オカザキ ケンジロウ)  (

1955年東京生まれ。造形作家、批評家。
1982年パリ・ビエンナーレに招聘されて以来、国際展を含む多くの展覧会に出品。セゾン現代美術館(2002年)、豊田市美術館(2019 – 20年)、東京都現代美術館(2025年)で大規模な個展を開催。作品制作とともに、美術、建築、思想など多岐にわたる領域で批評・執筆活動を行う。
主な著書に『抽象の力 近代芸術の解析』『感覚のエデン(岡﨑乾二郎批評選集 vol.1)』『而今而後 批評のあとさき(岡﨑乾二郎批評選集 vol.2)』(共に亜紀書房)、『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店)、『頭のうえを何かが』(ナナロク社)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)、『芸術の設計』(編著、フィルムアート社)など。作品集として『岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ』『岡﨑乾二郎 而今而後』(共にナナロク社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。