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必殺シリーズ秘史 50年目の告白録
発行:立東舎
A5判
352ページ
定価
2,500円+税
- 初版年月日
- 2022年9月16日
- 書店発売日
- 2022年9月16日
- 登録日
- 2022年7月25日
- 最終更新日
- 2022年9月15日
書評掲載情報
2022-12-17 |
毎日新聞
朝刊 評者: 加藤陽子(東京大学教授・日本近代史) |
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紹介
1972年秋に始まった『必殺仕掛人』。金をもらって恨みを晴らす殺し屋たちを主人公にしたアウトロー時代劇は、テレビ界の常識を覆す設定や凝った展開、斬新な表現手法とともに人気シリーズとなり、いまなお新作が続く『必殺仕事人』で国民的ドラマへと成長した。本書では必殺シリーズを象徴する光と影の映像美や撮影・音響のテクニック、奇想天外な殺し技を実現させてきた京都映画(現・松竹撮影所)のスタッフ総勢20人以上に徹底取材を敢行。当時まだ32歳の若手だったキャメラマンの石原興をはじめ照明、録音、編集、効果、殺陣、記録、演出部、製作部ほか各パートの職人たちが、あらためて必殺シリーズを振り返る。初めて明かされる各作品の舞台裏に緒形拳や藤田まことら出演者の思い出、深作欣二や工藤栄一ら名匠の演出術などなど。そしてラストを飾るスペシャルインタビューには俳優の山﨑努が登場、『必殺仕置人』『新必殺仕置人』で演じた"念仏の鉄"――シリーズ屈指の殺し屋について語り尽くす。著者は『映画秘宝』や『昭和の不思議101』で丹念な調査にもとづく記事を発表してきた気鋭のライター・高鳥都。コラムでは必殺シリーズの軌跡や撮影所の歴史を解説し、テレビ・映画の作品リストも収録。「必殺シリーズ50周年」を記念した待望の書が、ここに誕生です!
上記内容は本書刊行時のものです。