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平和と和解
思想・経験・方法
発行:旬報社
縦220mm
414ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年3月
- 登録日
- 2016年1月11日
- 最終更新日
- 2016年1月11日
目次
第1部 思想(マハートマー・ガーンディー晩年における「世俗主義」について
W・ジェイムズの反帝国主義-プラグマティズムと平和主義についての一考察
自然の「美しさ」をめぐる争いと制度-アメリカ国立公園局によるミッション66計画を事例に
育てる身体と感覚-『養蚕秘録』に見る人間と蚕の関係)
第2部 経験(非政治的な価値をめぐる政治性-広島と人道主義
十五年戦争と元・兵士の心的外傷-神奈川県の精神医療施設に入院した患者の戦後史
黒人運動の「外交」-全米黒人向上協会(NAACP)、国際連合と冷戦
アメリカ合衆国における中東平和アクティビズムの形成-一九六七年以降のアメリカ・フレンド奉仕社会のアラブ・イスラエル紛争への取り組みから
科学がうち消す被ばく者の「声」-マーシャル諸島核実験損害賠償問題をめぐって
記憶をうしなった「たったひとりの生きのこり」六歳スペイン少女のその後-マニラ戦スペイン総領事館襲撃事件(一九四五))
第3部 方法-シンポジウム「大規模暴力の語り方-日仏学際対話の試み-」から(フランス・ドイツの歴史研究における「極東」への関心
行動の神経生物学と攻撃に関する個体群生物進化のいくつかのデータとそれが持つ意味について
トラウマを耕す-ドゥブリュ教授の報告への応答
暴力の表象と文学ジャンルの倫理-ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』からカタルシスのリベルタン批評へ
翻訳者の使命、あるいは虚構に倫理を見出すことの困難さについて-ダルモン教授の報告への応答
討論から-クロード・ドゥブリュ+宮地尚子+有田英也+ジャン=シャルル・ダルモン+シャンタル・メジェ)
上記内容は本書刊行時のものです。