書店員向け情報 HELP
「欲しい!」はこうしてつくられる
脳科学者とマーケターが教える「買い物」の心理
- 初版年月日
- 2022年1月26日
- 書店発売日
- 2022年1月17日
- 登録日
- 2021年12月1日
- 最終更新日
- 2022年1月19日
書評掲載情報
2022-03-12 |
朝日新聞
朝刊 評者: 坂井豊貴(慶應義塾大学教授・経済学) |
2022-02-26 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2022-02-13 |
読売新聞
朝刊 評者: 佐藤義雄(住友生命特別顧問) |
MORE | |
LESS |
紹介
あなたの買い物はすべて「仕組まれていた」?
広告に使われる派手な色、キャッチーなCMソング、そして商品のレイアウトなど、
ありふれた買い物の背後には企業が消費者に買わせるための〈見えない〉罠で溢れていた。
企業があなたの「欲しい」をいかに誘導しているかを、
脳科学×マーケティング=ニューロマーケティング
の注目のジャンルから、実例を元に徹底解説。
・なぜ広告の時計の針は10時10分を指しているのか?
・なぜファストフード店のロゴは赤と黄色なのか?
といった普段の買い物に潜む、企業による見えない誘導から、
・なぜ欲しいものが手に入ったのに、また新しいものを欲しがるのか?
・なぜ去年買ったばかりのiPhoneを、今年も新調してしまうのか?
・なぜ特定の何かを好きになり、それを欲してしまうのか?
など人の行動心理まで、多岐にわたり紹介していきます。
脳科学のスペシャリストと世界的企業で活躍するマーケターがタッグを組み、
普段の買い物やネットショッピング、SNSまで「欲しい」の心理を解き明かします。
「買い物をする側」である消費者のみならず、
人の消費者心理や行動心理を知りたい「売り込む側」であるマーケターにもおすすめの一冊となります。
目次
目に見えないものを見る力
第1章 あなたが食べているのはメニュー――舌を騙すマーケティングのトリック
第2章 アンカーを下ろす――相対性の神経科学
第3章 瞬間をつくる――マーケティングの機会は体験と記憶の狭間にある
第4章 記憶をリミックスする――過去をたどると人は前へ進む
第5章 二つの意識――消費者が決断を下すときに衝動が果たす役割
第6章 快-不快 =購入――快・不快が購入にどうかかわるのか
第7章 依存2・0――デジタル時代における強迫行動を収益化する
第8章 人はなぜ特定の何かを好きになるのか――好みという奇妙なものを探る
第9章 共感と人間どうしのつながり――ブランドが密かに使う言語
第10章 あらゆるものの本質――本質主義を知り、愛着(と売上)の生まれ方を理解する
第11章 ミドリミナル――ミドリミナル・マーケティングを知る
第12章 マーケティングの未来
上記内容は本書刊行時のものです。