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出版者情報
現代日本の規律化と社会運動
ジェンダーと産報・生協・水俣
発行:日本経済評論社
A5判
384ページ
定価
6,300円+税
- 初版年月日
- 2022年11月
- 書店発売日
- 2022年11月30日
- 登録日
- 2022年10月22日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
紹介
誰も他人と同じようには働けない。国家による生活統制を機に、主体化の作用が民衆に及ぶ状況を、戦時下、産業報国運動の展開過程に見る。また、人間を部品と化す規律化。それに抗する戦後社会運動の可能性を、生活協同組合と胎児性水俣病患者たちに着目し探る。
目次
序 章 規律化の二面性と「普遍主義」
第1章 近代社会と公私の分離
──規律化・ジェンダー・「普遍主義」
第2章 戦時下の生活統制と産業報国運動の展開
──国家社会主義と規律化
第3章 1950年代における横浜生協の生活文化活動
──規律化に抗する「主婦」の運動
第4章 1970年代における胎児性水俣病患者の運動
──規律化されない身体と新しい共同性
終 章 主体性の回復と新しい共同性
上記内容は本書刊行時のものです。