.
書店員向け情報 HELP
バナナの足、世界を駆ける
農と食の人類学
発行:京都大学学術出版会
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ15mm
重さ 405g
288ページ
定価
3,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年1月10日
- 書店発売日
- 2022年1月11日
- 登録日
- 2021年11月10日
- 最終更新日
- 2022年1月6日
紹介
融通無礙なる存在・バナナ。世界の人びとの付き合い方はこんなに違っているのに、でもこれほど愛される食べ物が他にあるだろうか? コンゴ・カメルーン・ガーナ・ウガンダ・インドネシア・パプアニューギニアそして沖縄。世界中のバナナを通して農と食をみつめてきた研究者がたどり着いた、ヒトとバナナの「遊び」の関係。
目次
はじめに
第1章 バナナという作物
1 バナナの植物学
第2章 料理バナナとの出会い
1 コンゴ・ブラザヴィル
2 カメルーンへ
第3章 バナナ研究との出会い
1 「バナナの足」研究会発足
2 マンダールのバナナを訪ねて
3 マンダール再訪
4 南スラウェシ一帯を走る
5 流通ルートと品種の多様性
第4章 アフリカのバナナと出会い直す
1 カメルーンのバナナとの再会
2 西アフリカのプランテン・バナナ
3 東アフリカ高地AAA
第5章 ニューギニア―最も多様性の高い場所
1 知られざるバナナ栽培文化
2 強いバナナとおいしいバナナ
3 乾燥と洪水に強いバナナ
第6章 もうひとつのバナナの世界
1 グローバルな商品としてのバナナ
2 バナナのフェアトレード
3 国際バナナ研究ネットワーク
第7章 沖縄―愛される島バナナ
1 島バナナはなぜ高価なのか
2 島バナナ商品化への挑戦
3 沖縄のバナナたち
第8章 バナナと人の関係
1 品種多様性から見えること
2 主食としてのバナナ
3 バナナとエキステンシブネス
4 バナナと食料主権
あとがき
参考文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。