版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校国語 石井 英真(著/文 | 編集) - 図書文化社
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用不可】

ヤマ場をおさえる単元設計と評価課題・評価問題 中学校国語 (ヤマバヲオサエルタンゲンセッケイトヒョウカカダイヒョウカモンダイ チュウガッコウコクゴ) 言語活動ごとの評価プランとB/A判定例に学ぶ,シンプルな観点別評価 (ゲンゴカツドウゴトノヒョウカプラントビーエーハンテイレイニマナブシンプルナカンテンベツヒョウカ)

教育
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:図書文化社
B5判
208ページ
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-8100-3771-5   COPY
ISBN 13
9784810037715   COPY
ISBN 10h
4-8100-3771-1   COPY
ISBN 10
4810037711   COPY
出版者記号
8100   COPY
Cコード
C3337  
3:専門 3:全集・双書 37:教育
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2023年4月15日
最終更新日
2024年1月24日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

学習評価のひと工夫で言葉と生きる楽しさに目覚め,豊かな人生へと歩み出す中学校国語科へ
● 言語活動ごとの評価プラン。生徒主体の学びをめざした単元構想と評価課題で,思わず探究したくなる授業の実現へ。
● 国立教育政策研究所教育課程研究センター『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』に基づき,単元(内容のまとまり)ごとの評価プランを掲載。「生きて働く学力」の形成と「学校の働き方改革」を両立して実現するために,どのように評価場面を精選(焦点化・重点化)し,どのような評価課題・評価問題を用いるかを,単元(学習指導要領「内容のまとまり」)ごとに具体的に提案します。
● 評価のむずかしい「思考・判断・表現」を中心に,評価規準に対応する生徒の学習状況や作品例(B・A)を評価事例として掲載。

目次

第1章 今求められる学力と学習評価のあり方
・新しい学習指導要領がめざす学力と評価改善
・新3観点で何を測り,育てるのか
・単元設計と評価課題・評価問題の一体的な改善へ

第2章 国語科の観点と評価の実際
・国語科の指導と評価
・「思考・判断・表現」の指導と評価
・「知識・技能」の指導と評価
・「主体的に学習に取り組む態度」の発揮と評価
・国語科の学習評価と効率的に向き合う八つの視点

第3章 第1学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・スピーチをする
・グループ・ディスカッションをする
書くこと
・資料を引用してレポートを書く
・伝えるべきことを整理して案内文を書く
読むこと
・説明文を読んで考えたことを文章にまとめる(意味と意図)
・小説を読んで考えたことを伝え合う(少年の日の思い出)
・多様な情報を得て考えを伝える
伝統的な言語文化
・古文を読み,考えたことを伝え合う(蓬莱の玉の枝―「竹取物語」から)

第4章 第2学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・プレゼンテーションをする
・討論をする
書くこと
・手紙を書く
・俳句を創作する
読むこと
・解説文を読んで考えたことを文章にまとめる(クマゼミ増加の原因を探る)
・小説を読んで引用しながら考えを伝え合う(走れメロス)
・情報を活用し出典を明らかにしながら考えを提案する
伝統的な言語文化
・古文を読み,考えたことを伝え合う(枕草子)

第5章 第3学年の評価プラン
話すこと・聞くこと
・パブリックスピーキングをする
書くこと
・批評文を書く
・情報を編集して文章にまとめる
読むこと
・報道文を比較して読み,考えを発表する
・小説を批評的・創造的に読む(故郷)
・実用文を読み,実生活に生かす
伝統的な言語文化
・和歌を読み,考えたことを語り合う(万葉・古今・新古今)

著者プロフィール

石井 英真  (イシイ テルマサ)  (著/文 | 編集

京都大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。専門は教育方法学。学校で育成すべき学力のモデル化を研究し,授業研究を軸にした学校改革に取り組んでいる。日本教育方法学会理事,日本カリキュラム学会理事,文部科学省中央教育審議会「教育課程部会」「児童生徒の学習評価に関するワーキンググループ」委員などを務める。主著に『未来の学校:ポスト・コロナの公教育のリデザイン』(日本標準,2020年),『再増補版・現代アメリカにおける学力形成論の展開』(東信堂,2020年),『授業づくりの深め方:「よい授業」をデザインするための5つのツボ』(ミネルヴァ書房,2020年),『高等学校 真正の学び,授業の深み』(編著,学事出版,2022年),『中学校・高等学校 授業が変わる 学習評価深化論』(図書文化,2023年)ほか多数。

吉本 悟  (ヨシモト サトル)  (著/文 | 編集

福岡市教育センター指導主事。福岡市立中学校の国語科教諭,国立大附属中学校の研究主任,教頭,福岡県立高校の教諭,福岡市ICT教育特別研究員を経験後,現職。「教える」から「自ら学ぶ」への学習のパラダイムシフトと生徒主体の授業を求めてICT活用を始め,2017年にアップルが認定する教育分野のイノベーターであるApple Distinguished Educator(ADE)に認定される。GEG Fukuoka City共同リーダーも務め,2020年3月に全国一斉休校になった際は,ウェブサイト「休校を乗り越えるICTのある学び」を立ち上げ,全国の多くの教員から実践例などが寄せられた。2020年度の文部科学大臣優秀教職員表彰を受け,受賞者代表挨拶を行った。

上記内容は本書刊行時のものです。