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消えゆく巨樹の民俗誌 谷口渡志夫(著) - 築地書館
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消えゆく巨樹の民俗誌 (キエユクキョジュノミンゾクシ)

歴史・地理
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発行:築地書館
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ15mm
208ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-8067-1711-9   COPY
ISBN 13
9784806717119   COPY
ISBN 10h
4-8067-1711-8   COPY
ISBN 10
4806717118   COPY
出版者記号
8067   COPY
Cコード
C0020  
0:一般 0:単行本 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2026年4月7日
最終更新日
2026年6月8日
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書評掲載情報

2026-07-18 朝日新聞  朝刊
評者: 田島木綿子(国立科学博物館研究主幹)
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紹介

日本人と巨樹の関係をめぐる、今までにない自然誌と民俗誌のハイブリッド本!

日本全国、各地に残された規格外の巨樹たち。

日本人はなぜ巨樹を残してきたのか?
それらの樹々は、いったいいつからそこにあり、
どのような人々に囲まれて生きてきたのだろうか?

巨樹が残されてきた理由、それぞれの巨樹がもつ「物語」を、
その地域特有の歴史・民俗・信仰的背景から考察。
現地をたずね、文献を渉猟し、巨樹と日本列島、日本人の関係を鮮やかに浮き彫りにする。

目次

はじめに 巨樹はなぜ残されてきたのか

第Ⅰ部 残された理由を探る
1 熊野の森の生き残り 善司ノ森のシイ
善司ノ森のシイを探して
シイと日本文化
今に残る熊野の巨樹たち
コラム 忘れられた大シイと竹の猛威
2 台風銀座の暴れスギ 四国東南部の巨杉(きょさん)たち
室戸岬北方の暴れスギたち
なぜ異形のスギだけが残ったのか
スギは何処(いずこ)から……
3 木曽路・木地師とトチノキ
木曽のトチノキ巨樹たち
木地師の里とトチノキ
コラム 山の神の死

第Ⅱ部 信仰・文化と巨樹
4 消えゆく樫かしの王者 イチイガシの巨樹たち
消えゆくイチイガシ
九州・四国に残るイチイガシの巨樹
雄姿はふたたび
5 伊予山中の三本の巨樹 孤高なる里山の主
尾根道の守り神・アカガシ
鉱夫たちの墓標・カゴノキ
原生林の伐り残し・ツガ
コラム 秘境の大エノキを訪ねて
6 アカガシの巨樹と山伏の足跡 その消えゆく繋がりを追って
アカガシ王国・四国
四国以外の巨樹たち
修験道とアカガシの失われた環(わ)
修験者と赤い鉱物、そしてアカガシ

第Ⅲ部 歴史との邂逅
7 北の王者 ミズナラの巨樹たち
北海道のミズナラ乱伐史
生き残った北海道のミズナラ
東北のミズナラの巨樹たち
中部・北陸のミズナラ巨樹たち
8 「野間の大ケヤキ」と「薫蓋樟」 その由来と歴史を巡って
野間の大ケヤキの思い出
紀貫之と大ケヤキ
農村のシンボル・薫蓋樟の変遷
河内湖と難波のクスノキ
コラム 巨樹周辺の公園化に想う
9 みちのく最果てのイチョウ巨樹群の謎 その伝来と日本海交易を巡って
イチョウ日本伝来の謎
イチョウの自生はあったか
イチョウの伝播者は誰か
なぜ北東北に広まったのか
用途は何か、さらに残る謎
10 瀬戸内のビャクシン巨樹たち
イブキの語源と万葉のムロノキ再考
四国・瀬戸内のビャクシンと大師信仰、瀬戸内海交易
イブキの語源再考
万葉のムロノキを巡って

第Ⅳ部 現代社会と巨樹の黄昏(たそがれ)
11 伐られる巨樹
住民の利害と文化財保護を巡って

あとがき
巨樹データ一覧
参考文献リスト
索引

著者プロフィール

谷口渡志夫  (タニグチトシオ)  (

1968年生。同志社大学卒。大阪府泉佐野市在住。
地方自治体職員として勤務するかたわら、
数十年にわたって全国各地の巨樹を訪ね歩き、
その自然的・文化的背景を独自の視点で追究。
全国巨樹・巨木林の会会員。会誌『巨樹・巨木林』に連載的に寄稿し、
これまで10編以上が掲載されている。

上記内容は本書刊行時のものです。