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近世・近代の村山地域 荒武 賢一朗(編集) - 清文堂出版
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近世・近代の村山地域 (キンセイキンダイノムラヤマチイキ) 出羽国から山形県へ (デワノクニカラヤマガタケンヘ)

歴史・地理
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発行:清文堂出版
A5判
267ページ
定価 5,200円+税
ISBN
978-4-7924-1492-4   COPY
ISBN 13
9784792414924   COPY
ISBN 10h
4-7924-1492-X   COPY
ISBN 10
479241492X   COPY
出版者記号
7924   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年1月
書店発売日
登録日
2021年12月20日
最終更新日
2022年1月6日
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紹介

領主支配と村落の動向の相互関係に目配りしつつ、村山地域の歴史展開をダイナミックに描きだす。

目次

序 章…………渡辺尚志
  一 本書の特色
  二 出羽国村山郡の地域特性
  三 各章の概要

第一章 幕府代官と村落社会…………荒武賢一朗
  はじめに
  一 村山郡における幕府領と代官所
  二 代官の仕事 林伊太郎の足跡
  三 文書からみた幕府領村々との接点
  おわりに

第二章 出羽国村山郡における米沢藩預所とその支配………宮田直樹
  はじめに
  一 米沢藩預所と出羽国村山郡 (1 米沢藩の預所について  2 出羽国村山郡における米沢藩預所)
  二 米沢藩の預所支配 (1 「漆山御料御代官記」にみる預所支配  2 預所における御料巡見)
  おわりに

第三章 近世後期佐倉藩出羽飛地領における年貢納入方式………藤方博之
  はじめに
  一 柏倉陣屋と村々 (1 領地支配の概要  2 柏倉領の村々)
  二 年貢納入方式
  三 他村渡しの具体例
  おわりに

第四章 一九世紀における村と山………渡辺尚志
  はじめに
  一 山をめぐる訴訟の開始
  二 官林水沢山をめぐる裁判
  三 留山・薪山をめぐる争い (1 裁判の経過  2 行政上の争い)
  おわりに――争いを経て守られた山野

第五章 近世・近代における村山郡の文書管理史研究序説 ――羽州村山郡村木沢村を事例として ………竹原万雄
  はじめに
  一 一八世紀後半における文書管理
  二 明治初期の引継目録
  おわりに

第六章 「山形県」の成立と地域社会の政治動向 ――出羽(羽前)国村山郡を中心に ………山内 励
  はじめに
  一 「山形県」成立以前の村山地方 (1 旧幕府領支配の変遷  2 社会不安と騒動の勃発  3 山形藩政と城下の様相)
  二 「山形県」の成立と県政 (1 直轄「山形県」の誕生  2 県政の指針と救恤政策  3 坊城知事の税制改革)
  三 「山形県」の展開と救恤制度 (1 廃藩置県後の「山形県」  2 救恤制度の模索)
  四 地方制度の変転と地域社会 (1 村請制維持と郡中備金  2 出張所設置とその廃止  3 村山郡郷会所と大区会所)
  おわりに

終 章…………荒武賢一朗
  一 全体の意義
  二 史料の活用
  三 今後に向けて

著者プロフィール

荒武 賢一朗  (アラタケ ケンイチロウ)  (編集

荒武賢一朗(あらたけ けんいちろう)…………1972年京都府生まれ 東北大学東北アジア研究センター教授 主要著書に『屎尿をめぐる近世社会』(清文堂出版、2015年)など

渡辺 尚志  (ワタナベ タカシ)  (編集

渡辺尚志(わたなべ たかし)…………1957年東京都生まれ 一橋大学名誉教授 主要著書に『日本近世村落論』(岩波書店、2020年)など多数

上記内容は本書刊行時のものです。