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オペラにいこう!
楽しむための基礎知識
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2007年11月
- 書店発売日
- 2007年11月8日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2020年6月15日
紹介
音楽と演劇を同時に楽しむことができ、美術や舞踊も鑑賞できるオペラにいこう! オペラの歴史からチケットの入手法、予習の仕方、鑑賞のマナーまでの基礎知識を解説して、STEP UPコーナーの応用篇でもっと深い楽しみ方を提示する。さあ!出かけましょう!
目次
はじめに――オペラって何?
第1章 オペラの「楽しさ」とは何か?
1 オペラの醍醐味は「歌」と「劇」
「歌」はフィギュアスケートのように
同じ「劇」を繰り返し鑑賞する
人が変われば中身も変わる
物語の意味を問う
2 オペラの主役は「歌手」
オペラ歌手を「追っかけ」る
オペラ歌手は太ってる?
真実を追求するオペラ
第2章 まず一度、オペラを観にいってみよう
1 初めてオペラを観るなら、この作品をおすすめ
『椿姫』と『トスカ』
喜劇なら『フィガロの結婚』『セヴィリャの理髪師』
STEP UP 「オペラは苦手」という人には……
2 国内のオペラ公演とチケットの値段
新国立劇場
二期会、藤原歌劇団
小澤征爾のオペラに賭ける情熱
数多くあるオペラ団体
高額チケットは当たり前?――引っ越し公演
3 安いチケットを手に入れるには?――オペラの情報誌
チケットの発売日をチェック
オペラの情報誌
無料の情報もあるのです
頼りは電話とネット、会員になる手もあります
4 どんなホールで公演しているの?
新国立劇場の四面舞台
東京文化会館
オーチャードホール
NHKホール
どの座席を選べばいいの?
5 予習をしてから観にいこう
オペラには字幕があるけれど
事前に「あらすじ」をチェック
積極的なオペラ鑑賞のために
DVDで予習する
CDで予習する
STEP UP オペラの日本語上演
6 オペラに出掛けるときの服装
気になる服装
持ち物といえばオペラグラス
開場時間と開演時間をチェック
7 プログラムを買おう
演出家からのメッセージ
キャストのプロフィール
オペラを理解するのに必要なこと
8 オペラ鑑賞のマナー
拍手のタイミング
本当の感動表現は
ブラヴォー!って叫ぶ?
小さな音と小さな動き
前に乗り出す行為
9 オペラが始まったら……
指揮者とオーケストラ
オペラの構成――序曲からフィナーレまで
歌詞を忘れたオペラ歌手
10 休憩時間とカーテンコール
休憩時間の過ごし方
カーテンコール
公演後のレビュー
STEP UP DVDで見るオペラ
11 次に観るオペラは?
モーツァルトのオペラ、イタリアのオペラ、ドイツのオペラ
フランスのオペラ、その他
STEP UP オペラは観るだけではなくて
12 オペラはわからないものか?
第3章 オペラ歌手の声の秘密
1 オペラ歌手のグループ分け――「声域」の話
六つの声域
女声の声域
男声の声域
特殊な声域――カウンター・テノール
2 オペラ歌手の性格分け――「声質」の話
ソプラノ
オペラ歌手のレパートリー
メゾ・ソプラノ
テノール
バリトン、バス
STEP UP ベル・カントって何?
3 オペラ歌手の絶頂期は?
STEP UP 還暦を迎えたテノール
第4章 知っておきたいオペラの歴史
オペラの誕生
オペラ・セリアとオペラ・ブッファ
イタリアのオペラ
ベル・カントの時代
ヴェルディ
ヴェリズモ・オペラ
ドイツのオペラ
ワーグナー
オペラの進展――ワーグナー以後
フランスのオペラ
その他の国のオペラ
第5章 名作オペラ〈鑑賞のポイント〉
1 『フィガロの結婚』
STEP UP モーツァルトのオペラの演奏に必要なものは?
2 『ドン・ジョヴァンニ』
STEP UP モーツァルトの人気の秘密
3 『魔笛』
4 『セヴィリャの理髪師』
STEP UP バス歌手に求められるブッファの素質
5 『マクベス』
STEP UP 新しい価値観との出会い
6 『椿姫』
STEP UP ネトレプコの『椿姫』
7 『アイーダ』
STEP UP 現代的演出の必然性
8 『オテロ』
9 『タンホイザー』
10 『トリスタンとイゾルデ』
11 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
STEP UP 古き良き時代の遺産
12 『ヘンゼルとグレーテル』
13 『カルメン』
14 『ラ・ボエーム』
15 『トスカ』
STEP UP ローマ歌劇場の『トスカ』
16 『蝶々夫人』
17 『トゥーランドット』
18 『ばらの騎士』
19 『こうもり』
20 『夕鶴』
第6章 オペラ・ブック・ガイド――さらに理解を深めるために
解説書・基本書/辞書類/歌詞対訳/オペラ史/オペラ歌手/オペラ演出/オペラハウス/ディスク/読み物
おわりに――オペラを楽しむためのヒント
オペラ作品リスト100
上記内容は本書刊行時のものです。