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これで書ける!理系作文の鉄則46 斎藤 恭一(著/文) - 化学同人
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これで書ける!理系作文の鉄則46 (コレデカケル リケイサクブンノテッソク46) ぜひ知っておきたい最強のコツとテクニック (ゼヒシッテオキタイサイキョウノコツトテクニック)

自然科学
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発行:化学同人
A5判
160ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7598-2094-2   COPY
ISBN 13
9784759820942   COPY
ISBN 10h
4-7598-2094-9   COPY
ISBN 10
4759820949   COPY
出版者記号
7598   COPY
Cコード
C3040  
3:専門 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年7月20日
書店発売日
登録日
2023年1月18日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

日本語で理系の文章・文書を書くときに知っておきたい基本的な心構え,テクニック,コツなどを伝授する.著者の経験談を交えた軽妙な語り口で,深く考えなくてもすぐに体得できるハウツーを満載.学会発表の要旨,論文,申請書,解説記事など,あらゆる場面で役立つこと間違いなし!

目次

はじめに 「誰も直してはならぬ!?」

第Ⅰ部 <目的> 何のために書くか:理系人生で求められる4 種の文書
1 学会の要旨:講演会場の聴衆を増やすために書く
  学会って/学会への参加/口頭発表とポスター発表/学会要旨を書く
2 ペーパー(投稿論文):仕事に区切りをつけるために書く
  ペーパーとは/うれしかった日本の学会が発行する英文誌/ペーパーに対する貴重なアドバイス/ペーパーを書く
3 研究費の申請書:研究資金を集めるために書く
  研究費の分類/研究費の重さ/申請書を書く
4 解説記事:知名度を上げるために書く
  解説記事とは/私が今あるのはボスのおかげ/解説記事を書く/私の専門書出版大作戦

第Ⅱ部 <方法> どうやって書くか:46 の鉄則
理系作文の鉄則46 のねらい
<基本>の鉄則
 鉄則1 読み手を想定して書く
 鉄則2 自己流で書くのは10 年早い
 鉄則3 文書を書くから給料をもらえる
 鉄則4 セールスポイントをはやく見つける
 鉄則5 理系の作文力が研究力を高める
 鉄則6 日本語の作文力でプレゼンもうまくなる
 鉄則7 起承転結を忘れる
<語句>の鉄則
 鉄則8 「および」と「それぞれ」を正しく使う
  ●ついでに理系英語1:日本語&英語の相乗効果
 鉄則9 「思われる」「考えられる」を使わない
 鉄則10 数字を使って表現する
 鉄則11 数字と単位の間にはスペースを空ける
 鉄則12 有効数字をいつも気にする
 鉄則13 「の」を2回までとする
 鉄則14 「…が,…が,…」を避ける
 鉄則15 指示語をなるべく使わない
 鉄則16 漢字を正しく使う
 鉄則17 初出の用語を説明する
  ●ついでに理系英語2:定義式を説明する
 鉄則18 用語を統一する
 鉄則19 「で」ばかりを使わない
 鉄則20 副詞や接続詞はひらがなで書く
 鉄則21 名詞型と動詞型の述語を使い分ける
<文>の鉄則
 鉄則22 主語の選択が何より大事
  ●ついでに理系英語3:「能動態で書くほうがよい」は間違い
 鉄則23 パラレリズム(並列構造)を整える
 鉄則24 文の長さは3行までとする
 鉄則25 「である」調に統一する
 鉄則26 否定形を避ける
 鉄則27 疑問形を避ける
 鉄則28 修飾語の係りを点検する
 鉄則29 係り結びの距離を狭める
 鉄則30 読点をじょうずに打つ
  ●ついでに理系英語4:転んでもよいからコロンを使おう!
 鉄則31 時制を正しく使う
  ●ついでに理系英語5:「示した」でも「示す」でも英語は現在形
<段落>の鉄則
 鉄則32 段落は3つから6つの文で作る
 鉄則33 流れるキーワードを点検する
 鉄則34 流れコンシャス語を活用する
 鉄則35 「緒言」には3つ以上の段落を書く
 鉄則36 「実験」の記述の詳細さを初めに決めておく
 鉄則37 「結果と考察」を順序正しく淡々と書く
<文書>の鉄則
 鉄則38 たああああ,井村でCAR
 鉄則39 タイトルをうまくつける
 鉄則40 見出しをうまく作る
 鉄則41 同じ内容の繰返しを避ける
 鉄則42 図表には題名を必ずつける
 鉄則43 引用文献をきっちりと揃える
 鉄則44 「要旨」と「結論」とに違いをつける
 鉄則45 「著者」と「謝辞」には細心の注意を払う
 鉄則46 読み手を思い浮かべて適切なフォントを選ぶ
<おまけ>
 おまけ1 1に推敲,2に推敲,3,4がなくて,5に推敲
 おまけ2 他人の文章を直してはいけない
 おまけ3 郷に入りては郷に従え

第Ⅲ部 <解析> 文書を作ってみる:パラグラフ・ライティング
 1  田中耕一 論文から
 2  白川英樹 論文から
 3  中村修二 論文から

「恩書」を探そう!
おわりに

■コラム「ひと休み」一覧
誰も拾わなかった吸着繊維/「ペーパーはウンコ」 論/交番で学んだ申請書作成の精神/印税生活への道/3C/英語力は日本語力を超えない/本のタイトルをつけるのは著者ではない!/『ゴルゴ13』の一話になった海水ウラン捕集/添削されて,うれし涙!/「ノーベル賞を取りたいのですが,……」

上記内容は本書刊行時のものです。