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出版者情報
決定版 ドラッカーのマネジメントがマンガで3時間でマスターできる本
- 書店発売日
- 2022年1月17日
- 登録日
- 2021年11月17日
- 最終更新日
- 2021年12月28日
紹介
◎組織を正しく導く武器を持て!
私たちは、日々「組織として成果をあげるべく」業務を行っています。ではどうすれば成果は上がるのか? その不変の真理を説いたのが「ドラッカーのマネジメント」です。
本書は、読者を組織と人間の普遍の真理にいざないます。人の上に立つリーダー必読の教科書です。
◎「本物しか生き残れない時代」に求められるドラッカーの思想
先が見とおせない環境下で、企業の代表者はもとより、経営陣を支えるビジネスリーダーを含む多くのビジネスパーソンに求められていることがあります。
いかなる経営哲学を持つべきか。
どのような経営思想を醸成すべきか。
いかに経営環境を分析し、時代を予測するか。
そして、具体的にどう行動すべきか。
こうした本質的な問いです。
これらの問いに向き合うとき、一筋の光のように燦然と存在感を放つ人物がいる。それが、ピーター・F・ドラッカーなのです。
◎ドラッカーの言葉
「なにより真摯であれ」
「マネジメントという仕組みを理解しよう」
「成果をあげる責任を持つのだ」
など、ドラッカーは、半世紀以上にわたり、また2005年に没したあとも、その本質をついた多くの言葉でビジネスパーソンを指導し育成してきました。
本書は、そうしたドラッカーの人物の背景からその思想、さらには具体的な指導内容についてポイントを押さえ入門的に解説をした、いわば「ドラッカー峠」への道案内をしている書籍です。
「本物だけが生き残る時代」だからこそ、今ドラッカーの思想が見直されるべきときなのです。
目次
第1章 「マネジメント」とは何か?
1. 「マネジメント」の発明 ~日本経済の精神的支柱として存在感を発揮した
2. 「マネジメント」とは何か? ~組織に成果をあげさせる「機関」「機能」「道具」
3. 組織は組織のためにあるのではない ~個人のニーズや社会貢献を考えよ
4. あなたの会社は、なぜ必要か? ~改めて「存在理由」を考えよ
5. 顧客を創造せよ ~顧客とは誰か?どこにいるのか?
6. 顧客を知れば、勝手に売れる ~顧客中心の考え方とは何か?
7. 利益を出すことも重要だ ~そもそも「利益」とは何か?
8. 働く人に必要な「意識改革」 ~この会社は、何をするべきか?
9. 無用な仕事は切り捨てよ ~その仕事は、本当に必要か?
10. 「顧客のため」と何度も繰り返せ ~「企業の使命」を問い続けよ
コラム ゆかりの人物〈1〉ヴェルディ
第2章 組織と企業の「目的」は何か?
11. 「事業」とは何か? ~「環境」「使命」「卓越性」
12. 目標実現のための原動力 ~やるべきことを認識し、集中せよ
13. 顧客は誰で、どう満足させるか? ~「何を欲しているか」問い続けよ
14. 非顧客をどう考えるか? ~一方的に提供するものは売れない
15. 「使命」と「目的」を再確認する ~組織はそのための「道具」だ
16. 何を目標とすべきか? ~自社の強みを生かす
17. それぞれの「仕事」を明らかにする ~戦略を策定する
18. 能力のある人間は誰か? ~仕事の重要度とメンバーの能力を見定める
19. 未来は予測できない ~「戦略計画」の基盤にはならない
コラム ゆかりの人物〈2〉 ポランニー
第3章 知識社会と「働き方」の変化
20. 「知識社会」を理解せよ ~生産手段は「資本」ではなく「知識」になった
21. 「知識労働者」の代表者とは? ~テクノロジストの時代
22. 高度な知識労働者とサービス労働者 ~3種類の人間が知識社会を構成する
23. 科学的管理法からマネジメントへ ~知識社会は革命的に社会を変えていく
24. 労働者は責任を持ちたがっている ~「責任を与える」のがマネジメントの務めだ
25. マネジメントは経営の骨格だ ~シーメンスと三菱の例にみるマネジメントの重要性
26. 生産性を高める6つのポイント ~「目的」を考えるのはメンバー自身だ
27. コミュニケーションの4要素 ~企業の盛衰を左右するもの
コラム ゆかりの人物〈3〉 キルケゴール
第4章 組織にも「イノベーション」が必要だ
28. 知識労働者は組織に存在しない ~労働者は変わった
29. 組織に正しい構造などない ~アウトソーシングでメインの仕事に集中せよ
30. 変化をマネジメントする組織を作る ~組織も変化し続ける必要がある
31. イノベーションは「改善」ではない ~連続的に新しいものを結合する
32. イノベーションは奇跡を再現する ~「予期しない成功」の分析
33. 7つの機会を分析する ~「起こっている現実」を知ろう
34. 集中とは単純化のことだ ~イノベーションは小さくスタートする
35. 事業は革新的でなければならない ~求められるトップの「姿勢」
コラム ゆかりの人物〈4〉 マクルーハン
第5章 組織に「戦略思考」を取り入れる
36. つねに市場やニーズは変化する ~時代は予測の先を行く
37. 「あと何年の寿命」というウソ ~すでに廃棄すべきことが多い
38. 情報革命がこれからも世界を変える ~「現実」を知ろう
39. 他社にできることは、自社でもできる ~卓越性(強み)を発信せよ
40. ほかの分野のニッチを探す ~ニッチを上手に模倣する
41. 集客が先、販売はあと ~ニーズは顧客にある
42. 市場の統一性が重要だ ~市場無視の多角化は成功しない
43. 異質を取り入れる ~すべてを一気に捨てるな
コラム ゆかりの人物〈5〉 バックミンスター・フラー
第6章 「働く」をマネジメントする
44. 「自分」のマネジメントが必要だ ~完全なものを求めて
45. 自分の強みを知る ~フィードバック分析の必要性
46. 強みを強化する ~やらなくていいことを知る
47. 仕事や学び方の癖を知る ~自分のタイプを知る
48. 自分に合った学び方を知る ~組織の大きさや地位、価値観など
49. なぜ働くのかを考える ~もう「アメとムチ」では働かない
50. 潜在能力をゆっくり開発する ~「弱み」をコスト換算するのはやめよう
51. 一緒に働く者へのマネジメント ~同僚、上司、部下
コラム ゆかりの人物〈6〉 マービン・バウワー
第7章 マネージャーが本当にやるべきこと
52. マネージャーは成果に責任を持つ ~大事なのはコミュニケーションだ
53. マネージャーはオーケストラの指揮者だ ~求められる役割と大事な仕事
54. トップの仕事の設計 ~ときには丸投げでもいい
55. 「能力開発」と「組織構成」でまちがうな ~正しいマネジメントのやり方
56. 全員一致なら決定をやめる ~上手な意思決定の方法
57. 意思決定に時間をかける ~「何が重要か」が問題だ
58. カリスマ性なんていらない ~必要なのは、人としての真摯さだ
59. 時間に愛情を持つ ~「こまぎれ時間」をまとめよう
コラム ゆかりの人物〈7〉 ケインズ
第8章 次の時代はどうなるのか?
60. 少子高齢化は先進国共通の問題 ~未来予測は不可能だ
61. 支出配分に注目せよ ~「収入」より「支出」だ
62. 成長を目標とするな ~変化へ準備をする
63. 成長産業、成熟産業、衰退産業を考える ~医療と教育は伸びが期待できる
64. 世界をゆさぶる「老後資金」の問題 ~日本の先延ばし戦術の限界
65. 国家は邪魔だがなくなることはない ~金、物、人のグローバル化
66. 企業は高齢者の手に渡ったのか? ~機能不全を見直す
コラム ゆかりの人物〈8〉 フロイト
第9章 公的サービスと社会貢献のマネジメント
67. 公的サービスは成長産業だ ~公的組織は役人や官僚のためのものではない
68. 成果のあがらない予算型組織の弊害 ~もはや明日はない
69. 成果は「仕組み」があげる ~天才を必要としない組織
70. 雇用は政府に期待しない ~人々の生活は企業が守る
71. 製品と社会に対する2つの責任 ~問題解決にはコストがかかる
72. 組織のマネジメントには限界も ~人気取りでは身を滅ぼす
73. 知りながら害をなすな ~プロフェッショナルの倫理
コラム ゆかりの人物〈8〉 シュンペーター
第10章 日本の失敗と卓越性の追求
74. どうなる「政治主導」 ~天下りは世界中にある
75. 日本は多くの分野で失敗した ~補助金と保護が原因
76. 知識労働者の「第二の人生」 ~準備と助走が必要
77. 何によって覚えられたいか ~卓越性を求めて
上記内容は本書刊行時のものです。