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固有名詞の短歌 コレクション1000 日本短歌総研(著/文 | 編集) - 飯塚書店
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固有名詞の短歌 コレクション1000 (コユウメイシノタンカ コレクションセン)

文芸
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発行:飯塚書店
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 225g
192ページ
並製
価格 1,300円+税
ISBN
978-4-7522-1051-1   COPY
ISBN 13
9784752210511   COPY
ISBN 10h
4-7522-1051-7   COPY
ISBN 10
4752210517   COPY
出版者記号
7522   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年12月20日
書店発売日
登録日
2023年10月16日
最終更新日
2023年12月27日
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前書きなど

 はじめに 本書の特色
 単に山という表現が、たとえば立山という固有名詞に転じたとき、単に坂という言葉が道玄坂という固有名詞で提示されたとき、あたかもモノクロームが色彩を帯びたような変化が現れるでしょう。固有名詞という翼を歌が得た瞬間に明らかな飛翔が始まり、その短歌は躍動します。認識の位相が変わり、鑑賞も深まります。
 私たちの先人や現代人が、見えるものに固有の名を与え、親しみ、生活の一部に位置づけてきたのですから、それらを通じて読者の意識が目覚め、感覚が背伸びをするのは当然です。
 固有名詞を、あらためて短歌のツールとして捉え直しますと、古来、多くの歌人たちがいかにさまざまに取り組んできたかがさらに興味深く見えてきます。歌人の眼に映った対象が生き生きとしたエピソードとして微笑みかけてきます。
 そんな観点から、古今東西の歌を五人の実作者が探索し、収集し、吟味して編集に当りました。自然の観察はもとより、史蹟に寄せる追懐、社会や古今の文化流行との接触、それらに携わった多くの人々、また、それらに伴う感興をさぐりました。ここにある短歌は、ひとりひとりの歌人の関心や信条の反映であり、日常への愛着であり、追究している真善美の片鱗であるといえます。
 僅々一〇〇〇首の厳選という課題には自ら定めたとはいえ大いに心を悩ませました。漏れや偏りを最小限にするように、万葉から現代のSNSに弾む歌まで、さまざまな文化の枝葉を手に取って眺めました。いわゆる歌人の作にとどまらず、広く社会に生きる人々の歌も取り込みました。作者の感性が対象をとらえ、愛着を以て我が歌に引き込む過程に思いを馳せながら鑑賞していただきたいものです。
 本書の配列は、まず、身近な周囲すなわち社会を構成する固有名詞を眺め、ついで、文化的事物・事象を凝視し、それを生み出し支えている人々に思いを馳せ、さいごに全てを取り巻く自然という順に固有名詞を見ていただけるように整えました。
 固有名詞は作者の関心の方向が実に多岐さまざまであるので、随所にヒント・解説を加えて平素疎遠である分野への便宜を図りました。短文のため言い尽くせていない憾みもありますが、ここは諸賢のご判読にお委ねしたいと思います。
 ざくざくぞろぞろ語群はページからあふれ出ています。そのひとつひとつが、人々のそのときそのときの人生の息吹であり、生活時間の半券だといえましょう。是非、座右に置かれて折々、鑑賞や実作の友としておつきあいただければ幸甚であります。

日本短歌総研 主幹 依田仁美 

著者プロフィール

日本短歌総研  (ニッポンタンカソウケン)  (著/文 | 編集

梓 志乃 (あずさ しの)1942年 愛知県生まれ
1965年 現代詩から一行詩を目指し現代語自由律短歌をこころざす。現在「藝術と自由」編集発行人。現代歌人協会、日本文藝家協会、日本ペンクラブ会員。日本短歌総研に参加。歌集『美しい錯覚』(多摩書房)『阿修羅幻想』(短歌公論社)『遠い男たち』(北羊館)『幻影の街に』(ながらみ書房)他。

石川 幸雄 (いしかわ ゆきお)1964年 東京都生まれ
詩歌探究社「蓮」代表。2007年短歌同人誌「開放区」に参加、2018年日本短歌総研設立に参画。現在、十月会会員、板橋歌話会役員、野蒜短歌会講師、現代歌人協会会員。歌集『解体心書』(ながらみ書房)『百年猶予』(ミューズコーポレーション)他、評論「田島邦彦研究〈一輪車〉」(ロータス企画室)他。

水門 房子 (すいもん ふさこ)1964年 神奈川県生まれ
短歌グループ「環」同人、「現代短歌舟の会」編集委員。現代歌人協会、日本歌人クラブ、千葉県歌人クラブ、千葉歌人グループ「椿」、「十月会」、「金星/VENUS」会員。歌集『いつも恋して』(北冬舎)『ホロヘハトニイ』(ながらみ書房)。

武田 素晴 (たけだも とはる)1952年 福岡県生まれ
「開放区」「えとる」を経て、2020年「余呂伎」短歌会。日本短歌総研会員。歌集『影の存在』『風に向く』(ながらみ書房)共著『この歌集この一首』(ながらみ書房)。

依田 仁美 (よだ よしはる)1946年 茨城県生まれ
「現代短歌舟の会」代表、「短歌人」同人、「金星/VENUS」主将。現代歌人協会員、日本短歌総研主幹。歌集『骨一式』(沖積舎)、『乱髪 Rum-Parts』(ながらみ書房)『悪戯翼』(雁書館)。作品集『正十七角形な長城のわたくし』『あいつの面影』『依田仁美の本』(以上北冬舎)他。

上記内容は本書刊行時のものです。