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日本古代王権と唐物交易 皆川 雅樹(著) -  吉川弘文館
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日本古代王権と唐物交易 (ニホンコダイオウケントカラモノコウエキ)

歴史・地理
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A5判
278ページ
定価 9,500円+税
ISBN
978-4-642-74612-0   COPY
ISBN 13
9784642746120   COPY
ISBN 10h
4-642-74612-9   COPY
ISBN 10
4642746129   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年10月5日
最終更新日
2025年4月19日
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紹介

「唐物」とは何か。古代以来、中国大陸・朝鮮半島・琉球などからの輸入品(舶来品)としての「唐物」は、時の権力者によって珍重されていた。「交易」「贈与」をキーワードに香料・動物などの事例を分析。日本古代王権の支配秩序の中で唐物交易が持つ政治性・イデオロギー性を明らかにし、9~10世紀を中心とした東アジアの交流史を描き出す。

目次

序論 「唐物」研究の現状と課題―本書の問題意識とねらい/平安期の対外交易と「唐物」認識(九世紀における「唐物」の史的意義〈「唐物」の語義と初見/八三〇年代の新羅・唐における外来品/「唐物」の史的意義〉/九~十一世紀の対外交易と「唐物」贈与〈「唐物」に注目する意義/平安期の対外交易制度と「唐物」/日本古代王権の「唐物」贈与〉/九~十一世紀における陸奥の金と「唐物」〈陸奥の金と対外関係/「唐物」と対外関係〉/日本古代の「唐物」交易の具体的諸相〈香料の贈答―十世紀前後における沈香・乳香(薫陸香)・麝香の交易/動物の贈答―六~十二世紀における鸚鵡・孔雀の交易/琴の贈答―仁明天皇の算賀における交易〉/付論 モノから見た遣唐使以後の交易―書籍と羊を手がかりとして/終論 総括と今後の展望―日本古代の「唐物」交易と「東部ユーラシア」

上記内容は本書刊行時のものです。